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2023.01.17 更新

待っていろよ・・春!

どーも団長の佐藤勇一です。 №469

つい最近までは、1月15日は「成人の日」として、小正月行事の「なまはげ」が集落内を回っていました。しかし、祝日を連休にするため前倒しになってからは、コロナ禍の影響もあって、「なまはげ」行事も中止が続いています。もう一つの原因は、少子化によって、集落の子供たちの数が激減して、それに伴って、「なまはげ」の実施組織である子供会や青年会も衰退の一途を辿ってきました。なんともさみしい現状です。少子化は、学校統合などのスピードを早めているとともに、地方銀行も支店の廃止に積極的です。

過疎地域とくに農村では、高齢者世帯が多くなり、高齢者の一人暮らしの家も目立っています。運転免許を返納するにしても、車がないと何処にも行けません。農村の普通の家庭では、一人一台の自家用車が必要不可欠なもので、軽乗用車が多く走っているほか、それぞれの農家は四WDの軽トラックも持っています。このように、農村を取り巻く現状は、大変厳しいものとなっています。

私はクラブの会計事務のため毎月、地域の郵便局に伺います。その様子を見ていると、地域のおじいさんやおばあさんたちが、軽トラックで来ていて、そこで郵便物をポストに入れるために切手を購入したり、お金の出し入れやお米を送るなどの風景も見られます。小さい郵便局でも引っ切り無しにお客さんが絶えません。集落内にあった小学校がなくなり、賑わいがなくなっても、地域の郵便局は大きな役割を果たしてくれているといつも実感しています。地域に郵便局があるということは、大変すばらしく、地域の安心のシンボルにもなりつつあります。

よくその郵便局の局長さんと「郵便局にコンビニも併設してもらえたら、地域の人たちも助かるね・・」と冗談を言っております。統合や廃止がキーワードとなっている昨今、地域の郵便局だけは、残してほしいものです。

さて、昨日の月曜日は、小学3.4年生の練習でしたが、小学2年生も参加してもらって、大型ジェットストーブの暖かさの中で、120分の練習を行いました。小学2年生は、加藤コーチに「おちょくり」「ジンガ」「ボールタッチ」などなど特別レッスンを行ってもらいました。 小学3.4年生は、遊び心をベースに判断、技、ショートパスの連動などなどの練習を行いました。顔を上げて、周りを見ることも習慣になるよう毎回毎回重ねていることかもあって、順調です。とうことで、練習の入りは、シャドーから始まり、技の連動ができるように、自分の引き出しを繋げていけるように、どんな技をどんな時に出せるのか・・いくつかの縛りを設けて進めました。細かい技術の練習の後、思い切ってシュート練習も行いました。最後の仕上げは、技とショートパスで「連動」する・・その根底には「遊び心」がたっぷりあります。二人で三人、四人のシャドーができるように・・とにかく練習には、ストーリーがあり「物語」(ものがたり)が続きます。練習は「物語」そのものものであり、「起・承・転・結」があります。一つひとつの練習メニューには、意味があって、それを「物語」に編集することをいつも心がけています。

子供たちには、もっともっと「巧み」になってほしいと思っています。一日一日を大切に、4月には物語の「冬物語」を仕上げるぞ・・待っていろよ春!・・。

輝かしい雪の少ない新春となっています。今週もよろしくお願いたします。