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2022.01.13 更新

新春エピソード・・読売カップU-10決勝戦

どーも 団長の佐藤勇一です‥№305

新春の1月9日は、第6回読売カップサッカー大会U-10の最終日でした。屋根の張替え、人工芝の張替えなどの改築工事が完成して、新春から使用開始のピカピカのアキタスカイドームが会場でした。

正午からキックオフとなった決勝戦は、立ちあがり早々と得点しました。ノーホイッスルゴールでした。その後もワンサイドで攻め込みますが、なかなか得点を追加できない時間が続きます。この大会は、試合時間が12分ハーフの24分の試合なので、あっという間に終わってしまいます。追加点を期待していますが、なかなかゴールができません。

早く得点をする試合は、大量点で勝場合もありますが、反対にその後リズムを狂わして試合の流れが変わることも経験していますので、後者の展開になりつつありました。ということで、前半は1-0で終わってしまいました。ハーフタイムでは、選手たちが個々に話し合っています。黙って聞いていると私が言いたいことをしっかりとお互いが確認しています。

いよいよ後半、早々相手ゴールキーパーと1対1となっての強烈なシュートもあえなくキャチされるという立ち上がりとなりました。コーナーキックも前半は失敗していたので、一言アドバイスをして送り出しました。それを実行した選手たちが待望の追加点をゲットしました。

物語はここから始まります。追加点から何回か得点チャンスがあったものの、時計を見ると試合終了まで後2分です。もう一人のゴールキーパーに試合を経験させるために、投入を試合前から考えていました。それを実行するために、線審に「ゴールキーパー交代をお願いします」と告げると、ボールがタッチラインから出ると、試合に出場していたゴールキーパーがベンツに帰って来ていました。それでも試合は続けられ、何と無人のゴールにボールが飛び込んでしまいました。これが決勝トーナメントの初失点ということになりました。

八人制サッカーでは、フィールドプレーヤーの交代は、交代エリアから自由に交代できて、何回も出場することがでます。ただ、ゴールキーパーの交代は、審判にコールをして、認められれば試合が一時中断して交代となるルールとなっています。びっくりするような出来事に、場内も一瞬静かになってしまいました。

ともあれ、2-1の優勝となって、3月に福島県で開催される東北大会に出場となりました。・・実は、決勝戦の相手はスポルティフ秋田Bチームが予選リーグで対戦していました。私もその試合をすべて見ましたが、0-0の引き分けとなっています。内容もすばらしいものでした。準優勝チームとは得失点差でトーナメントに進出できなかったのですが、全体の底上げが着実に進んでいると思える大会となりました。

今年の三月は、アイリスオオヤマプレミアリーグU-11の全国大会、読売カップU-10東北大会と大きな目標ができました。これからさらに励んで行きたいと思っています。「やってやれないことはない、やれないところはちょっとの努力・・」頑張って行きましょう。