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2021.12.15 更新

ル・コック バージョン

どーも 団長の佐藤勇一です‥№294

月曜日の小学3.4年生と月曜サッカースクールの練習から始めた「カメさん練習プログラム」の「ル・コック バージョン」は、きわめて選手たちには好評のようでした。「ル・コック バージョン」とは、「カメさん練習プログラム」の初級段階の練習方法のことを言います。フジパンカップ東北大会で、どのくらい技が出せて、どのくらいあのレベルで通用するのかをじっくりと観察してきた結果、考え抜いた練習方法の一つです。

フジパンカップでは、東北地方の強豪チームと二日間で5試合を戦うことができました。試合が進むに連れて、日頃の成果を徐々に出し始めた選手も多くなっていましたが、急ぎ過ぎてボールを失うことも多かったと感じています。今年もコロナ禍で、県外の強豪チームとの対戦機会も少なく、準備も万端ではなかったものの、チーム内でテストマッチは多く重ねたつもりでした。

どうしたら、自然に技を出せるのか・・その局面でどんな技を自然に選択できるようになるのか・・などなどを考えた時、いっぱい詰め込んで、いっぱい練習しても身につかないのではないかと考えて、「ル・コック バージョン」を考えました。もっと徹底的に技のベースを徹底的に習慣になるまで、一定の場所で練習する方法を考え出しました。

その練習方法を一昨日の月曜日から実施してみました。一定のスペースでそれぞれが自分で取り組み、スピードの違いやコツなどを習得することができます。とにかく徹底的に技のベースを反復します。この日のアレンジは、3つが用意されて、60分間の「カメさん練習プログラム」のル・コック バージョンをやり切りました。このやり方では、リフティングの練習も考案できることから、近日中にリフティングのバージョンを創り出したいと思っています。

前後しますが、ル・コックとはフランス語で雄鳥のことですが、限られたスペースの中でたくましく、優雅に育つことから令名しました。選手たちは、一心不乱にベーシック技に挑戦して、その成果を身体で感じることができることや、悪い部分がすぐに分かり、それをすぐに修正しながら練習に取り組むことができます。

今日の水曜日は、小学3.4.5年生の練習日となっています。このル・コック バージョン練習を「じっくり、しっかり、ゆっくり」とやります。楽しみです。