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2021.06.14 更新

すべての選手が「両利き」をめざす・・

どーも 団長の佐藤勇一です‥№222

週末の練習で、足、腕、手、顔部分が日焼けして真っ黒です。特に首の後ろは、焼け過ぎて「火傷」(やけど)のような症状になっています。なんだか身体が熱って(ほてって)眠れない夜を過ごしました。太陽に照らされて、子供たちの顔もみんな赤くなっています。週末は、スポルティフタウンに遠赤外線が降り注いだ状況でした。

午後練習の小学4年生は、「大型シュート盤」を利用して、シュートの練習を二日間20分ほど行いました。「大型シュート盤」に向かって三カ所でシュートを行います。三カ所は短い距離、中くらいの距離、長い距離にマーカーを置いて、「大型シュート盤」にノーバウンドで当たると次のコースに移動します。子度たちは必死になって「大型シュート盤」をめざしてキックをしています。自分がどのくらい蹴れるのか・・それが明確に分かります。なぜ蹴れないのか、だんだん考えて蹴るようになりました。分からない選手には、ワンポイントのアドバイスをします。小学4年生(10歳)くらいになると、アドバイスを理解できるようになっています。

「大型シュート盤」に直接ボールが当たらない場合は、ボールが戻ってきません。ボールを 拾いに行かなければなりません。直接当たったボールは、ブーメランのように跳ね返ってきますので、蹴った場所に跳ね返ってきます。子供たちは現実を理解できるようになります。

二日間のシュート練習でしたが、子供たちの弾道がかすかに変わってきています。三段階のコース設定により、前日クリアーできなかったコースを克服する選手が、二日間でもたくさん出てきました。

しっかりと蹴れるということは、大変大事なことです。おそらくこのまま続けていけば、ほとんどの選手は利き足ではしっかりと蹴れるようになることが想定できますので、これからもこの練習を続けていきます。

・・が、この練習の真の目的は、「逆足でしっかりとボール捉(とらえる)ことができるようになる」ことです。これまでの経験から、この年代で、右利きの選手が左足でボールを蹴る、左利きの選手が右足で蹴ることができるようにする練習は、重要な要素であることを知りながら、私の場合あまりしてきませんでした。その反省に立って「大型シュート盤」を整備しました。左右の足でシュートやキックができるようにするために造ったのです。

早い段階でこの練習に取り組む事で、子供たちの領域を広げてやりたいと思っています。子供たちの中には、右利きながら逆足でのシュートやキックを同じようにできる選手もおります。これも「やってやれないことはない、やれないところはちょっとの努力と考え方・・」です。

今日も「すべての選手が両利き」をめざして頑張って行きます。