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2020.07.17 更新

中学生がキッズにWindowsを注入・・三つ子の魂、百までも

どーも 団長の佐藤勇一です‥№12

『中学生がキッズにWindowsを注入・・三つ子の魂、百までも』
毎週木曜日の練習は、幼稚園年中さんから小学3年生までと中学生となっています。キッズの練習は、19:30に終わるのですが、中学生はこの日だけフルピッチを使うため20:30まで行います。

この日の低学年は、「就学前の幼稚園児と小学1年生グループ」と「小学2.3年生グループ」に分かれて練習をします。特にやんちゃで可愛い「就学前の幼稚園児と小学1年生グループ」の練習は、指導者にとって楽しいものですが、逆に大変な労力とエネルギーを要します。よく私はこの年代は、パソコンを動かす基本ソフトのWindowsを入れる時間と言っています。何もわからない年代のちびっこたちにWindowsを入れるという作業は、並大抵のものではありません。手取り、足取りという言葉は、この年代を指導することの代名詞とでもいうのでしょうか。

私は、この「就学前の幼稚園児と小学1年生グループ」をしっかりと指導できる指導者こそ真の指導者であると思っています。別の言い方をすると、サッカーの指導者は、この年代を継続して教えることができる情熱とノウハウを持っていることが大事であるとも思っています。
「就学前の幼稚園児と小学1年生グループ」一人一人に、にどうしたらうまく上達できる指導ができるのかを考えました。現在、木曜日のこのグループには、十数名のキッズが来てくれていて回を重ねるごとに参加者が増えてきています。指導者は個人技習得の時間は、2人で行っていましたが、よく見るとそれでも目が届かないことが多いのです。まして個人技の練習時間は、この年代個人差が大きいので、特に手がかかります。

そこで、キッズたちの力量に応じて、マンツーマンで指導できれば、最高だと思っていましたので、指導者会議に「マンツーマン指導を行う時間をつくるために、中学生にキッズの指導をお願いできないだろうか・・」と提案しました。木曜日、中学生の練習時間は長くなっているので、20分単位のグループに分けて、中学生の練習に支障がない息抜き程度にお願いすることになったのです。

私がこのことを考えた理由にはもう一つあります。これまでたくさんの指導者を見て感じたことは、サッカー選手とサッカー指導者は、まったく違うと思っています。ということは、人に教えるということは、特別な能力と技法があると思っているからです。共通しているものは、「情熱」でしょうか。特に「就学前の幼稚園児と小学1年生年代」を指導担当している方は、日々経験を積んでおり、毎回指導力を蓄積していると思います。

ということで、この中学生による「約60分のマンツーマン指導システム」が稼働しております。中学生も将来サッカー指導者になったり、会社で部下を持つようになったり、さらに社長になった時に、この経験が絶対に生きてくると思っています。やんちゃなちびっ子にサッカーを教えるということは、人生の中でも大きな財産の一つになるのではないでしょうか。

「三つ子の魂、百までも」という諺(ことわざ)があります。キッズ年代の技術習得は大変重要な部分です。これからもスポルティフタウンに大きな歓声を響かせてください。中学生の皆さん、これから可愛いちびっ子たちをよろしくお願いします。(感謝)