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2024.04.18 更新

「素養」

どーも団長の佐藤勇一です No.686

●・・日々の練習こそが、選手たちにとって、貴重な成長するための空間となっています。選手たちには、性格や個性など同じ人はいないのですが、サッカーの練習をしていると、その性格や個性を知るようになります。いつも指導に当たっている人は、指導時間の経過とともに、把握できるようになります。このことが指導者にとっては、選手への対応の仕方、言葉掛けなど考えて、指導者としての振る舞いに現れます。

●・・率先して何事にも積極的に取り組む選手、いつも誰かの後をついていかないと行動できない選手、集散の遅い選手、いつも他の選手のことを話ししている選手など・・グランドには、さまざまな人間模様があります。これらは、その人の「性格」もあるでしょうが、「習慣」だと理解しているので、良いところは伸ばして、改めることもできると思ってサッカーの練習をしています。人生はいろいろですが、人はたくさんの人のお世話になって生きて行くことになるのですから、そのためにも、選手(子どもたち)は、自らの将来のために今から素養を身につけ、磨かなければなりません。プロサッカー選手になるにしても人間的な素養がなければなりません。ましてや、りっぱな社会人となるためには、言うまでもありません。

●・・練習中も思うことがあるのですが、「この選手は、これから高校、大学、社会人になると、こんなことで損をしたり、壁にあたったりするだろうな・・」と想像することがあります。そんな時は、選手にこれまでの例を示してお話ししたり、ある時は単刀直入にお話しすることもあります。選手それぞれ、理解できる年代もありますが、「気づき」を気づかなくてはならないと思っています。選手たちには、「性格はなかなか変えるのは難しいけれど、習慣は変えられる」と常日頃伝えています。「習慣を変えることは、素養を磨くこと」でもあると思って指導にあたっています。

●・・今日は、朝から指導者全員で、選手たちの休憩施設を整備するための部材を購入するために、ホームセンターに集合することにしています。これらを整備・完成するためには、ゴールデンウィークを過ぎるかもしれません。とにかく、梅雨時、その後の猛暑から選手たちを守る施設なので、しっかり対応します。「やってやれないことはない。やらないからできないのだ!」・・今日もよろしくお願い申し上げます。