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2024.04.06 更新

武器の習得と磨き上げの年代

どーも団長の佐藤勇一です No.675

●・・昨年の10月中旬から薪ストーブに火を入れてから、これまで四釜半の薪を焚きました。例年とあまり変わらない使用量ですが、この後もまだまだ薪ストーブの暖かさに頼る日々が続くことになります。燃料となる薪は、クラブのOB兄弟が林業のお仕事をしていることから、毎年そこから調達しており、先日も五釜の薪を注文したところです。5月の中旬には届くとのことでした。届いた薪は、10月まで外に積み重ねて自然乾燥させます。それでも燃料として使用するための乾燥度まで達していないため、薪小屋に積み重ねてひと冬と来夏まで乾燥させます。この間、いろいろ大変な作業となりますが、薪ストーブの火の暖かさは、言葉で表現することができません。

●・・薪ストーブを設置して、大変なことも多々あります。吹雪の中を薪小屋からそりで薪を運ぶ作業は、なかなか辛いものです。また、薪ストーブからは灰が出て、灰を溜めておくバケツは1週間でいっぱいになります。この灰を畑に散布して、石灰の役目を果たしてもらいます。この冬も、「子供たちの農園」(農業体験)の畑にたくさん散布しました。来週は、その畑をトラクターで耕起する予定です。今日は、2トンダンプで配達してもらう「完熟堆肥」を注文したところです。2回目の耕起は、完熟堆肥を入れて行います。

●・・今日は、薪ストーブと石灰、完熟堆肥から「子供たちの農園」(農業体験教室)までの流れについての話題ですが、何事も繋がっているということを言いたかったのです。このように繋がると有意義なことが科学反応のように起こってきます。今日は、午後練習の最初に、「繋がる」から「繋げる」というコトを選手たちに少しの時間お話しました。それはクラブの考え方だからです。

●・・私たちは、小・中学生年代のサッカーにおいて、『個(個人の力)で局面を打開できる選手を育てたい』のです。そのためには、「技」を武器として、習得→そして磨き上げなければなりません。・・から始めました。そして、武器(技)の「習得は今」=小学生時代、「磨き上げは」=中学・高校年代。だからあなたたちは、「武器の習得と磨き上げの年代」という最も大事な時期に、スポルティフ秋田というクラブとの「縁」があって、その機会を得ているのです・・と小中一貫指導の意義とクラブの考え方について、お話させてもらいました。

●・・明日も「習得と磨き上げ」を徹底して実践します。みなさまにおいても、素晴らしい日曜日になりますように祈っております。