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2023.01.27 更新

暴風雪が去って思うこと・・

どーも団長の佐藤勇一です。 №477

まもなく球春を迎えます。Jリーグも2月から開幕、今年はWBC(野球世界選手権)、ラグビーのワールドカップ、バスケットボールの世界選手権など大きなイベントが目白押しのようです。いつも日本は、その種目が世界で活躍すると大きな盛り上がりを見せ、次のものに移っていく傾向が見られます。盛り上がりから冷める速度も速いといつも感じています。

クラブの送迎バスの中でも、サッカーのワールドカップ期間は、ドイツに勝つと盛り上がり、コスタリカに攻めながら負けてしまうとサッカーの話題はなくなります。瀬戸際のスペインに勝つと大盛り上がりでした。そしてトーナメントに入ると一段と盛り上がりましたが、惜敗でも、話題にも上らなくなっていました。これはあくまでも、バスの中の雰囲気のことです。その後も時々子供たちは、海外で活躍している選手の話題が時々出てくる程度のものです。これがら、サッカー以外のイベントに一喜一憂する一年になるのかもしれません。

スポーツの多様化が進んでいて、日本のプロスポーツにとっては、厳しい時代を迎えるような気がします。サッカーの盛んなヨーロッパでは、日本のようにプロ野球がありません。その分、サッカー選手に優れた人材が集まり、盛り上がりをみせているようですが、足元を見つめると、選手の年俸などの高騰によって、債務超過になっているビッグクラブもあるようです。中国でもこのような事象が見られ、日本でも今週、JFL(4部の位置づけ)のチームが倒産したというニュースが飛び込んできました。こうしたクラブは、水面下でたくさんあるのではないかと、心配しております。そうした中で、首都圏を中心に、Jリーグを目指すクラブは、毎年新しく立ち上がっているようです。日本企業の収益が減少する中で、スポンサーの獲得、ホームグランド・練習場の確保、選手たちの賃金(あえて年俸と言わない)などなど経営者の努力は並々ならないものと察します。税金に頼らないで、自立の精神で頑張ってほしいものです。この時勢、最後は誰も助けてはくれません。

今朝は、昨日までの暴風雪が嘘のような穏やかな天候となっております。冬季練習期間は、時々今回のような暴風雪にも遭遇して、練習を急遽お休みにしたり、運行の遅れが出たりします。また、降雪期の渋滞する場所は、いつも決まっていて、なかなか思い通りに進みません。冬道は、別の道を迂回しようとすると、逆にそちらの渋滞が深刻なこともある他、道が狭いため安全上課題があります。冬は、しっかりと機関道路を走行することが大事です。
昨日も、バスの運行に遅れがありました。遅れている場合、クラブメールでお知らせするのですが、待合中の子供たちには届かない場合が多いことが多くあります。冬季はできるだけ、屋内で待てるような場所で乗降してもらえる場所を検討しなければなりません。雪道の安全運転励行に最善を尽くします。

暴風雪が去って一息ついています。でも、油断はできません。雪国に住んでいる私たちには、本能で必ずまた暴風雪が襲ってくることは分かっています。後何回かの試練を乗り越えて、春がやってきて、桜の季節となります。日頃の練習も同じで、いくつかの壁を乗り越えて、春がやってきます。

週末前の今日も、そこにある春を感じて、頑張って行きましょう。