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2023.01.24 更新

もったいない・・

どーも団長の佐藤勇一です。 №474

今日の火曜日は、リフレッシュ休みでしたが、所用があって、吹雪の中出かけました。先々で、「毎日の練習大変ですね・・」と激励をされて帰宅しましたが、テレビでは、水曜日から木曜日にかけて10年に1度の大寒波が到来してくる、というニュースがトップニュースとして流れていました。今日も少しのホワイトアウトの状況でした。道路は、スケートリンクのようにアイスバーンとなっていて、車の速度もみなさん落として運転しておりました。前が見えない時間もあるので、こんな時は、立ち止まるしかありません。

明日の水曜日は、朝方からさらに激しい暴風雪になるような予報で、子供たちの送迎の安全や健康などを検討した結果、思い切って、お休みにすることとしました。今、クラブメールで連絡したところです。子供たちは、猛吹雪の中での通学、生活そのものに大変なエネルギーを費やしているほか、ストレスも感じているものと察しています。しっかりと休んでもらいたいと思います。

最近、コロナ感染による学級閉鎖から、インフルエンザによる学級閉鎖も増えてきました。寒さと感染症、疲れが蓄積すると抵抗力も低下しますので、体調管理には十分な配慮が必要になってきます。

話は最初に戻りますが、いろいろな方に、「秋田はスポーツにハンディーがありますね・・」と言われました。雪の季節に屋外で練習できないことから、そのような言葉が出てきていると感じましたので、「雪のない地域と比べると、大変なハンディーです。雪のある5カ月くらいは大きいですよ・・」と応えました。その後の会話はありませんでした。これが雪国に生まれた宿命と思わざるをえないのですが、子供たちとっては、このことは永遠に続くことになるわけです。

県内の町村に行くと、各地域に体育館が整備されています。学校の体育館解放も積極的です。ある地域では、企業が屋内スポーツ施設を整備して、一般に開放している例も見られます。少子化対策とか地域活性化、健康づくりなどと叫ばれている昨今、長屋のような、住民がスポーツを気軽にできる施設を整備するほうが、大型スポーツ施設を整備する前の仕事ではないかと考えます。 雪国は厳しい生活が約5カ月も強いられます。約半年ですから、雪と寒冷対策を施した小規模屋内スポーツ施設は雪国に暮らす人たちにとって絶対に必要なものです。

スカイドームは雪国・秋田県の宝物です。せっかくあるこの施設を冬期間だけでも平日は午後10時頃、いや、金曜日や土曜日は、午後11時まで使用させるくらいの政策が必要と感じています。できないなら、今ある施設を有効に使用するルールをつくることではないでしょうか。もったいないですよね。

みんなで考えていかなければならない課題です。吹雪に負けないように、雪の季節を頑張っていきましょう。