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2022.03.27 更新

春の雑感

どーも 団長の佐藤勇一です‥№323

W杯アジア予選の突破は、大変うれしいニュースでした。本大会では新しい若い戦力も積極的に注入して、日本のサッカーを世界に見せてほしいと願っています。ただ残念なことは、オーストラリアで開催された試合が地上波、衛星でも放映されなかったことです。日本代表の重要な試合がテレビで気軽に見ることができないことは、今後のサッカー人気に水を差すものだと感じたのは私ばかりでしょうか。

さらに気がかりなことは、プロ野球が開幕して、地上波、衛星でいろいろなカードが放送されています。どの試合を見ても、多くの観客が球場に足を運び、大観衆となっています。よく見ると、若い新人選手が多くの球団で開幕戦から活躍していて、はつらつとしたプレーを見せてくれているようです。興行という側面からみると、毎日がドラマのようにスポーツ紙を賑わしています。勝ち続けるということはプロとして重要なことですが、プレーを見せるという側面も大きな要素なのかもしれません。プロにはスターが必要です。普通よりちょっといい選手ではほとんど魅力にはなりません。観客を呼べる選手、監督が必要です。

新聞でJリーグの観客数を見るのですが、最近では新型コロナウィルスの関係もあってか、入場者が600人という試合もあるようです。それも無料招待者もカウントされているのですから、地方公共団体の税金を使ってハードの整備や運営の補助を受けるチームもあります。少子高齢化がますます進む地方において、今後大きな負担となりかねません。田舎にも都会と同じようなキャパスティーのハードが必要なのか、自分たちのことは、自分でという基本を忘れてはなりません。身の丈という言葉もあります。最近は、地域によって、公共の土地を無償で練習場のために貸すことに住民訴訟が起こっているニュースもいくつかあるようです。

さて、例年にない積雪であった今季は、スポルティフタウンでの練習がいつもより三週間も遅れています。ようやく、スポルティフタウンの雪もなくなり、今日からホームグランドでの練習開始となります。一昨日は、中学生がスカイドームでの練習の合間にスポルティフタウンのゴールにネットを付けてくれました。

ロシアのウクライナ侵攻は他人ごとではありません。新形コロナウィルス感染の高止まり、地震による災害など「混沌(こんとん)」とした状況が続く中、多くのことを考えさせられる時代となっています。将来とも子供たちが生き生きと活躍できる社会を残していかなければなりません。