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2020.11.09 更新

「シーズンを振り返る」よもやま話

どーも 団長の佐藤勇一です‥№115

刻一刻と冬に近づいてきている季節になっています。昨日で、今年の秋田県内の小学生を対象にしたサッカーの公式戦が終わりました。これからは冬季練習、フットサルの季節となります。今年は、新型コロナウィルスの影響で、春先から大会の中止、練習の休止など子供たちにとっては厳しい環境となりましたが、県サッカー協会第四種のご尽力で全日本リーグ戦、全日本トーナメント、新人戦、読売カップなどが開催されたことに深く感謝申し上げます。

さて、小学生は、昨日のトヨタジュニアカップ(秋田県新人戦)が終わり、今年の公式戦は終了しました。各大会は、日頃の練習の成果の発表の場でありますが、こんなにPK戦までもつれ込んだシーズンもいまだ経験がありません。勝ちきれない、というところに私の指導に責があると思っています。

全日本U-12トーナメントでは、準決勝でPK戦での敗退、その前日もPK戦で辛くも勝ち上がりました。どちらも内容的には、押しているのですが、追加点が奪えないという内容でした。そしてトヨタジュニア(新人戦)の準々決勝では、一点リードしていながら終了間際にもう一点取りに行ってのカウンターからの失点となり、私の試合采配がこのような結果となり、指導の未熟さを痛感した試合でした。

大会には、多くの選手に経験を積んでもらうため、各大会にA.Bチームを出場させていますが、最近はBチームで成長している選手、成長が予感される選手がたくさん出てきて、楽しみが増しています。また、3.4年生も原石がいっぱいで、光り輝く日のための準備をしています。全国レベルにはまだまだ到底達していませんが、この秋から冬季練習は工夫を加えて、じっくりと高いレベルの選手を育成して、春には発表したいと思います。

昨日は、12月12日~13日に宮城県仙台市、松島町で開催される「フジパンCUP第8回東北U-12サッカー大会」の出場案内が届きました。この大会は、小学生の東北チャンピオンを決める大会で、東北各県から全日本トーナメント上位16チームが参加して開催されるものです。私たちは秋田県第三代表ですが、優勝をめざして挑戦します。この大会で、スポルティフ秋田U-12は、第4回大会(現在の高校1年生)で準優勝となっています。しっかりと準備をして大会に臨みたいと思います。

全日本U-12トーナメントの三位決定戦は、会場に到着するまでは消化試合だと思っていました。大会要項に優勝チームは全国大会出場、優勝、準優勝チームは東北大会と書かれていましたので、そのつもりでいましたが、審判が第三位は東北大会出場というので本部に確認したら、三位までということです。試合前の整列する選手に「頑張れば東北大会だよ」と伝えると、盛り上がりました。そしてすばらしい内容の試合を勝ち切ることができました。

最近クラブの小学6年生の意欲が高いのには驚かされます。6年生から中学生になるまでのこれからが成長の大事な時期でもあります。よく「引退」という言葉が小学6年生、中学3年生、高校3年生で使われていますが、生涯サッカーを楽しむことが大事です。「引退」なんかとんでもない・・。

また楽しみが増えました。毎週木曜日は、私も中学生の指導を担当することになりました。運転業務を専門の方にお願いして、時間をつくることにしました。小学生と中学生年代をしっかりと一貫指導していく体制づくりの一環です。中学生からスポルティフ秋田に入団する選手ができるだけ早くチームになじめるように力になっていきたいと思います。

選手のみなさん、ご苦労様でした。
いよいよ成長できる絶好の季節が来ました。今日も頑張っていきましょう。「やってやれないことはない」