ブログ

2025.01.14 更新

チビリン優勝から、冬季練習の課題プレゼントも・・

どーも団長の佐藤勇一です No.798

 小正月の1月13日(月・成人の日)、スカイドームで「JAチビリンピックU-11秋田県大会」が開催されました。この大会は、3ピリオド制になっていて、1ピリオドと2ピリオドは全選手が入れ替わり、3ピリオドが出場した16人の中から自由に出場できるというルールになっています。1.2ピリオドでの選手起用が監督の頭を悩ますところで、前日はそのことばかりを考えていました。そうして出た結論は、「相手のあることだから、自分たちの特性を生かしてやってみよう」ということに辿り着きました。クラブの特性を考えてみると、常日頃から各学年が仲良しで、団結力が強いと思っているので、1.2ピリオドを学年別のチーム編成をして臨むこととして腹を決めました。この大会は、東北、全国まで繋がっていて、総合力が試されるということもあって、全国の強豪チームが力を入れている大会のひとつとなっています。

 準決勝からは、1ピリオドを4年生チーム、2ピリオドを5年生チームに担当してもらいました。オーソドックスな戦法は、1ピリオドにAチーム、2ピリオドにBチームというのが定番の中で、学年別で戦った記憶はクラブとしてもこれまでありませんでした。期待と不安が入り混じる心境でしたが、選手たちは、しっかりと戦い、試合ごとに成長する姿を見せてくれました。冬季練習の効果が少しずつ出てきているようにも感じています。結果は久々に優勝することができましたが、全体的、個々にもたくさんの課題を見出せたこともこの大会の成果であったと思っています。

 今日の火曜日と水曜日は、水曜キッズサッカー楽校U-12(水曜スクール)を除いて、リフレッシュdayとなります。サッカーは年中シーズンですが、各リーグ戦や春季大会が始まるまで、3ヶ月あまりとなりました。別の言い方をすると、3ヶ月間もじっくりと冬季練習ができるという考え方を持っています。その間、ジュニアは、いくつかの東北大会を戦える機会をいただきました。ありがたいことです。

 年始から「読売カップU-10」そして今回の「チビリンピックU-11」と冬季練習期間の公式戦を経験することができました。しかし、またまだ全国の強豪チームとの差は大きなものがあります。その差を埋めて、それ以上のチーム、個を育成するためには、クラブの基本理念を貫き、研鑽を積み重ねなければなりません。そして、クラブの選手たちの底上げを徹底的に図っていきたいと、冬休みの終了とともに心しています。

 冬季練習を楽しみたいと思って毎日に臨みます。「待っていろよ・・春!」