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2020.08.05 更新

熱中症と休養

どーも 団長の佐藤勇一です‥№30

『熱中症と休養』
まだ梅雨明け宣言はないものの、本格的な暑さが続いています。夏休みは、日中の練習となりますが、基本的には午前中は低学年、午後からは高学年と中学生の練習というスケジュールとなります。

通常もそうですが、特に夏休み中の子供たちにとって大事なことは、暑さ対策と休養です。猛暑の中で、熱中症には特に注意をしなければなりません。

熱中症は非常に怖いものです。ほとんどの指導者は、子供たちの熱中症を経験しているとは思いますが、私も過去に何度も対応しました。熱中症は油断をすると急激に容態が悪くなって、顔が紫色になり、痙攣(けいれん)と嘔吐(おうと)の表情が出てくると、危険で命にかかわってきます。何年か前の今頃、花巻での大会に参加中、二人が同時に熱中症になりました。最初は持参した氷で頭やわきの下、足首など冷やしましたが、症状はよくなりません。そんな時は救急車をお願いするしかありません。その決断を早くすることが大事です。

私たちのクラブには、大型の製氷機と氷保存用の大型ストッカーを事務所に設置しています。24時間氷をつくり、できた氷はストッカーに入れておきます。それに氷を持ち運ぶクーラーボックスが大・中・小15個ほどあります。この氷がいつもスポルティフタウンにありますし、遠征時にはびっしりクーラーボックスに詰めて持参しています。

クラブでは、ペットボトルに水を入れて、凍らせたものを2~3本ほど持参してもらっています。ペットボトルで直接体を冷やしたり、溶けた水を飲んだりと非常に便利なものです。

昨日は、全学年、完全オフとなっています。休養日は、学年によって設定されており、選手のコンディションを見て臨時に休養日を設けることもあります。やはり夏休みに入ると体調を壊す子供も多くなります。また、疲れが蓄積すると練習に対する意欲もそがれ、怪我の原因ともなります。休養と休養日を設けることにより、心身ともにリフレッシュすることが大事な事であります。