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2020.07.28 更新

線上降水帯と人工芝室内練習場

どーも 団長の佐藤勇一です‥№23

『線上降水帯と人工芝室内練習場』
「あと30分で強い雨が降ってくるから、室内練習場に移動しよう」という佐藤重幸コーチの声がグランドに響きます。スマートホーンで天気予報の雲の動きを見て判断をしたものです。

昨日は、午後3時からスポルティフタウンで小学3.4年生の練習と月曜サッカースクール、夏休みキッズサッカースクールが行われる日です。子供たちは大急ぎでバスに乗り込みます。「忘れ物をないように・・」と加藤隆生コーチの声がかかります。これまでも雨で室内練習場に急遽移動する場面はたくさんありましたが、今回は特別な移動となりました。

天気予報の雲の動きを見ると、真っ赤な色や紫色の雲の流れが目につくことです。それも秋田に向かって佐渡、島根沖から繋がっています。『これが「線上降水帯」(せんじょうこうすいたい)なんだ』と平成25年8月の水害と重なりました。線上降水帯とは、「次々と発生する発達した雨雲が列をなした、組織化した積乱雲群によって、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される」ということのようです。

人工芝の室内練習場があるため、雨天時も思い切って練習ができる環境は、この上ない宝物です。それも二棟あるのですから、練習の形態も幅の広いものになっています。昨日は、第一人工芝室内練習場では、サッカークラブの3.4年生が、折角の雨だったのでシュート練習を中心に逆足もみっちり打ち込みました。隣の第二人工芝室内練習場では、月曜サッカースクールと夏休みキッズサッカースクールのレッスンを行いました。

室内練習場に移動してから1時間ほどして、叩きつけるような強烈な雨が降ってきました。移動のタイミングが正解であったことに、ほっとしましたが、強い雨は今も降り続いています。秋田県には先ほど、「記録的短時間大雨情報」が発令され、川の水位も心配になってきています。線上降水帯による水害が心配です。青い空が早く戻ってくるように願っています。