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2014.03.29 更新

スポルティフ秋田でサッカーを始めたい人のための「太郎くんと花子さんのQ&A」

これから、あなたがサッカークラブ・スクールの一員となって、人工芝のグランドで活躍できるようになるまでのご案内を、太郎くんと花子さんがいたします。

クラブの考え方を知ることは大事なこと 《花子さん》 サッカーを知らない人のほとんどは、サッカーはどこのクラブも同じ考え方で同じような練習をしていると思っているわよ。 《太郎くん》 ぼくもはじめは、そうだと思っていたんだけど、ところが、いくつかのクラブへ体験練習に行ってみて「こんなに違うの・・」とびっくりしたんだ。 《花子さん》 そんなに違うものなの。どんなところが違うのかしら・・。 《太郎くん》 ぼくの体験から言うと、「個人技」を中心に練習して「個」を大事にするクラブと「キック」や「パス」が重要だと考えるクラブに分けられると思うよ。そのクラブによって、さまざまな考え方があるのは当然だと思うようになったよ。だから体験練習に行って、そのクラブがどんな考え方で日常の練習を行い、どんなプログラムで子どもたちを育成しているかを知ることはとっても大事なことなんだ。毎日、練習時間を積み重ねるわけだから、将来的には大きな差が出てくることになるよ。ぼくの年代では、どんなクラブがいいのか、どのクラブを選ぶか、入会する前に悩んだよ。ぼくの将来だからね・・。でも、ぼくの年代では、「個」を大切に育成しているクラブを選んだよ・・。 《花子さん》 そんなに違うものなのね。 お父さんやお母さんの係わりがどのようになっているのかもこの時代、大事なことだと思うんけれど・・。 《太郎くん》 そうだよね。経済が厳しくなって、共稼ぎや休日出勤しなければならない親も多く、生活そのものが大変になっているのも現実なんだ。ぼくの友達もスポーツをしたいけれどけど、お父さんとお母さんの仕事が土・日曜日もあるためクラブに入らない人もいるよ。 《花子さん》 子どもの数が少なくなってきているものね。また、最近の若いお母さんやお父さんたちはスポーツに対する考え方が以前の人たちとは、違うような気がするわ。私の学校でも、いろいろな原因で、スポーツをする人が少なくなってきているような感じがするわ。

まずは、体験練習に参加しよう 《花子さん》 私の弟が小学二年生で、「サッカーをやりたい」というもんだから太郎くんに聞いているんだけれど・・。まず、入りたいクラブをピックアップして、体験練習に参加してみることから始まるのね。 《太郎くん》 そういうことだね。いろいろなクラブを体験した方がいいと思うよ。 スポルティフ秋田の場合、体験練習には、ホームページ(体験練習の申込みは)からと直接電話で申し込むことができるんだ。 小学二年生だと、木曜日か土・日曜日が練習日になっているから、都合のよい日を希望すれば、受け付けてくれるよ。 《花子さん》 さっそく弟に話してみよっと。 《太郎くん》 無料体験練習には、子どもだけでなく、お父さんやお母さんも一緒に行って、クラブの考え方や親の係わりなど、疑問な点を直接指導者から聞くことも大切だと思うよ。 いよいよ体験練習へ 《太郎くん》 弟の体験練習の日程、決まったの・・。 《花子さん》 さっそく、連絡が来て、来週の木曜日に行くことになったわ。どのようにして行ったらよいか教えて・・。 《太郎くん》 ちょっと早めに行って、子どもたちがどのようにしているか、指導者も来ているのでお話してみることも大事だよね。スポーツのできる服装とシューズは普通のズックで大丈夫。ボールがなければクラブのものを貸してくれるから、気軽に参加した方がいいよ。まず、どんな雰囲気で練習しているかを感じてほしいね。学年によって、練習日が異なるので、気軽に参加してほしいよ。 《花子さん》 みんな上手だったでしょ。当たり前だよ。個人技の練習を中心にやっているから・・。クラブには、独自の育成プログラムがあって、みんな上手になっているよ。サッカーはすぐ上手になるわけではないから、指導者は、三ヶ月単位で見てほしいと言っているよ。ひと冬越えたら別人になっているよ。

いろいろなシステムがあるよ 《花子さん》 新入会員のための「カンガルースクール」というものがあると聞いたんだけれど・・。 《太郎くん》 早く上達するようにと、クラブに入ってから無料で三ヶ月間、毎週月曜日の17:30~19:00に特別サッカースクールを開催しているんだ。それが「カンガルースクール」だよ。学年は関係ないから、有意義なものだと思うよ。花子さんの弟も早く、上達するといいね。 《花子さん》 弟も入会する決断をしたようだから、がんばってメッシみたいになってほしいわ。

入会申込書を提出しました 《花子さん》 弟も太郎くんの後輩になることを決めたようだわ。よろしくね。入会申込書をもらって届けたみたい。 《太郎くん》 そうか、決断したか。できるだけ面倒をみるよ。エスポルチ秋田は、学年に関係なく、上達した人は上のクラスでがんばれるシステムになっているんだ。小学4年生でも6年生と一緒に練習している人もいるし、努力次第でどんどん上のレベルで活躍できるんだ。

練習場への送迎バス 《太郎くん》 練習場への送迎は、クラブバスを無料で運行しているよ。シーズン中と冬期間、平日と土曜日、日曜日、祝祭日では多少違いがあるけれど、乗車場所を指導者に相談してみてはどうかなぁ。 遠征はどうですか 《花子さん》 よくクラブのバスを見かけるけど、県外への遠征はどうしているの・・。 《太郎くん》 遠征は、カテゴリー別に県外によく出かけるよ。遠征の交通手段も、クラブ所有のバスを使用しているんだ。主な遠征先は、仙台、盛岡、花巻、青森、福島などによく行くよ。仙台でも日帰りする場合もあるんだ。参加費は、仙台に一泊した場合4食付で7,000円くらい。盛岡や花巻に日帰りの場合は、昼食付きで2,000円くらいだよ。 練習場はどうなっているの・・ 《花子さん》 人工芝の練習場が完成したと、聞いたんだけれど、練習場はどうなっているの・・。 《太郎くん》 シーズン中は、スポルティフタウンにあるクラブ所有の人工芝専用グランドで行っているよ。冬期間や雨天時は、クラブ所有の人工芝室内練習場や秋田市雄和体育館などが練習場になっているんだ。

活動日程のお知らせとクラブメール・・ 《花子さん》 毎日の練習や試合、スポーツ教室などの連絡はどうしているの。 《太郎くん》 毎月の練習、試合の日程は、前月に各クラブ員に印刷物が配布されるよ。そのほか、毎日の日程や変更については、クラブ専用メールで遅くても前日に送信してくれるよ。緊急時や遠征時のバス到着予定時間なども専用メールで連絡してくれるんだ。 《花子さん》 クラブ専用メールにはどのようにして加入するの・・。 《太郎くん》 指導者に申し込めば、メールの加入方法を教えてくれるよ。家族何人でも登録できるようになっていて、大変便利だよ。

練習時、試合時の服装など 《花子さん》 どこのクラブでも、チームカラーやユニホームがあって、同じ色の練習着を着て練習しているよね。 《太郎くん》 スポルティフ秋田のチームカラーは「黄色」なんだ。公式試合の場合は、クラブでユニホームを貸与することになっているよ。ただ、ストッキングについては、各自で用意することになるよ。練習試合は、ビブスや練習着で行うよ。練習着は、季節ごとに半袖、長袖、ジャージなどの注文を受けていて、購入については、強制はしていないよ。新たに練習着やジャージを購入する場合は、できるだけチーム練習着を購入して徐々に揃えていけばいいよ。注文書は指導者からもらえるよ。 ボールは、練習が個人技中心なので、ボールは個人持ちとなっているんだ。リフティングやドリブルなど個人技術の練習メニューにより、ボールの消耗は激しんだよ。 小学2年生以下は3号球、3~6年生は4号球、中学生は5号球。2~3千円程度のもので充分だよ。ものを大事にすることが大事だよ。

サッカー用具について 《花子さん》 そのほかに用意するものはあるの・・ 《太郎くん》 そうだね。スパイクシューズだけれど、最初は運動用のスニーカーでもかまわないんだけど、慣れてきたらスパイクシューズやフットサルシューズを用意した方がいいと思うよ。よく、すぐに大きくなるからと、サイズの大きいものを購入する父母がいるけれど、これは子どもの上達を阻害するもので、足に合ったものを購入してほうがいいよ。すね当ては、弁慶の泣き所である脛(すね)を守るため、必ず「脛当て」を準備してほしいね。脛当てをしないと試合や練習にも参加できないことがあるよ。

練習、試合時の水分補給 《花子さん》 昔は練習中に水分をとるのは、いけないとよくお父さんが話していたけど、今はそんなことはないよね。 《太郎くん》 そうなんだ、練習中には、ひんぱんに水分を補給する時間があるよ。水分補給は、よくスポーツドリンクでなければという人がいるけれど、決してそうではなくて、麦茶や水道水でも大丈夫だよ。スポルティフタウンでの練習、試合がある場合は、クラブで冷たい氷水を用意しているし、体育館、室内練習場には水道があるよ。「根性」だけではスポーツはできないよ。楽しくないとね・・。

大型製氷機も完備 《太郎くん》 クラブは、大型の製氷機があって、常に氷をつくっているんだ。練習や試合へはクーラーボックスに入れて、できるだけ氷をクラブ員が使用できるような体制を整えているよ。また、休日などスポルティフタウンでの練習時にも大型製氷機でつくった氷で、冷たい水を子どもたちに提供しているよ。

年間納入の種類、支払い方法は・・ 《花子さん》 年間に支払う経費の種類と金額はどのようになっているの・・。 《太郎くん》 年間納入する種類は、クラブ費と協会登録料(4年生以上)スポーツ少年団登録料、ユニホーム基金などだよ。学年によって多少異なるので、事務局から一覧表をもらったらいいよ。支払方法は、原則として郵便引き落としで、郵便振込み用紙での納入も可能だよ。

「カンガルースクール」や「飛び級制度」など 《花子さん》 いろいろな制度があるようですね・・。 《太郎くん》 次のようなことをクラブでは実施しているよ。 【カンガルースクール】 新入団のクラブ員が、技術など早く追いつくように無料の「カンガールスクール」を開設しております。毎週月曜日に開催しております。3ヶ月間にわたって参加できます。希望者は延長も可能です。 【飛び級制度】 クラブの練習は、基本的には学年単位の練習体制となっているけど、「飛び級」により天井効果をクリアーする制度を設けているんだ。これまでの「飛び級」は、ひとつ上の学年との練習が定番だったんだけれど、これからは2~3学年上への「スーパー飛び級」もあるんだよ。飛び級の判断は、技術の習熟度やサッカーへの取り組み姿勢、人への思いやりや当たり前にあいさつができることなど、総合的に「飛び級担当指導者」が判断することになっているんだよ。 ※  天井効果=課題が簡単過ぎて、本来の実力より成果を発揮しないこと。(スポーツ界では、学年単位の練習システムにおいてこの現象が見られる)

汗と笑顔が子供たちを成長させる 《花子さん》 よくわかったわ。なんだか私までもワクワクしてきたようね。私もサッカーやろうかなぁ。 《太郎くん》 とにかく楽しいよ。女子チームもがんばっていることだし、花子さんも思い切ってなでしこリーグをめざしてみてもらいたいね。 《花子さん》 私も考えてみようかしら、太郎くん私に少しサッカー教えて・・