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2024.11.28 更新

十二月

どーも団長の佐藤勇一です No.777

 「冷たい雨」が降り続いている今日この頃ですが、週間天気予報によると、今週はこのような天候が更に続くようです。この雨がやがて「氷雨」に変わって、本格的な冬を迎えることになります。

 ということで、最近の通常練習も天気予報と「にらめっこ」の毎日で、練習会場をスポルティフタウンにするか、それともクラブ人工芝室内練習場にするか、「雲の流れ予測」を何回も見て「決断」をしなければならない状況が続いています。なんともその判断が難しいと感じています。ここ数日は、平日練習が終了する19:30頃が曇りと雨の分岐点になっていて、昨日もスポルティフタウンでの練習終了と同時に大粒の雨が落ちてくるという、ラッキーな日となりました。北国の宿命とは言え、サッカーの試合以外に、天候との戦いは、大変なエネルギーを必要とします。クラブで人工芝室内練習場二棟を所有していること・・いつでも何不自由なく使えるなんて、なんとも素晴らしいことです。

 今日の午前中は、定例指導者打合せ会を開催しました。これまで検討してきた冬季練習の曜日別日程とバス運行ルート、乗降場所時間の決定をして、LINEで全選手の家庭に送信しました。それと並行して、印刷したものを、今日の練習時から各2枚配布することにしています。当初は、12月1日からクラブ人工芝室内練習場を練習会場として、運用を始める計画でしたが、できるだけスポルティフタウンでの練習を続けて行こうということに決めましたので、積雪時から実施することにしました。

 冬季の週間練習日程については、全体的に練習日を1日少なくして、選手たちのフリーな時間を多くしたいと考えました。冬季練習は、夏季練習と違って筋トレ(中学生)や体幹トレーニング、フィットネストレーニングのメニューがグーンと多くなるため、それに伴い、積極的な休養を摂って、心身の成長につなげてもらおうという狙もあります。また、週末や冬休みには、より充実した内容にして行くことの検討も同時に進めています。そして、冬季のテーマとして、選手の「食」を家族とクラブが協力して推進していくことにしています。この季節にこそできる有用なことをしっかりと、積極的に取り組みます。そうそう、「個人技」の習得も徹底的にやります。

 これまでの経験から、北国の冬季練習は、さぞかし長いものだろう・・と雪の降らない地域の人たちは思っているかもしれませんが、実は案外短いと感じています。それは「早く春よ来い!」と思う気持ちが北国の人たちには強く持っている人が多く、小正月が過ぎる頃には、日増しに昼間時間も長くなって、春に想いをはせるようになります。3月になると、各種の東北大会が宮城県や福島県で行われるため、1月下旬からは雪国の遠征活動も活発となります。雪があっても、選手たちや指導者の気持ちは、すでにその方向を向いていて、春を迎える気持ちは、そんなこともあってとにかく早いのです。

 と言いながら、昨日から冬季練習に入りました。雪と寒さと喧嘩をしないで、毎日を充実したものにして行きたいと思っています。今週もよろしくお願い申し上げます。