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2024.11.21 更新

カマキリ

どーも団長の佐藤勇一です No.775

 前回は、冬季練習の準備について書かせていただきましたが、先日、友人が自宅に来てくれて、立ち話をしていると冬支度についての話題となりました。その会話の中で、「カマキリの巣が、今年はいつもより高いところにつくられているので、雪の量が多いだろう・・」と言うのでした。カマキリは、秋に巣をつくり越冬することは知られているのですが、冬の積雪量を予知する能力もあるようです。このことは以前のブログにも書いた記憶があります。その年は豪雪でしたので、今冬も雪との戦いを覚悟をしなければならないようです。

 一昨日の定例指導者打合せ会でも、冬季練習の進め方についての協議に長い時間を費やしました。特に、平日のカテゴリー別の練習日設定を決めなければならないタイムリミットが迫っていることもあり、以前作成した素案から成案にするというものでした。ニ棟の人工芝室内練習をフル活用しなから、公共の屋内スポーツ施設も併せてのスケジュールを毎月作成することになります。それとは別に、今冬は試験的にスポルティフタウンの一部を除雪して使用してみようということも決めました。カマキリさんからの積雪量が多くなるという予言に挑戦することになりそうです。

 席上、ネットによる秋田県及び秋田市営公共屋内スポーツ施設の利用抽選の結果報告もありました。当選確率はなんと5%程度で、月に1~2回くらいの使用となっていました。その月によっては「0」の月もあります。その要因は、各スポーツ団体の公共施設を使用する時間帯が限られているため抽選の倍率が極端に高くなっていることにあるようです。雪国の宿命とは言え、その解決策として、災害時は地域の避難所としても使えるように高台に体育館(板張り又は人工芝)を作る施策を実行できないものかと願っています。1施設1億円にしても30施設で30億円ほどです。地域の人たちの防災、健康づくりのために有効な雪国の施策だと思い提案させていただきました。

 初雪のあったスポルティフタウンですが、その寒さにも負けないで、子どもたちは毎日練習に励んでいます。人は誰でも幾多の「壁」が次から次に現れ、立ちはだかります。これを打ち砕いて、前に進める力を養わなければなりません。悩んで、考え、実行する・・正に人生はその繰り返しです。子どもたちは、様々な経験や体験から多くのことを学んでいます。少しずつ前に進んでいくことの大切さ、このことができるように私たちは毎日そのお手伝いをしています。カマキリさんの巣のように、厳しい冬を乗り越えれる力・・今日も寒さを吹き飛ばすように、頑張って行きましょう!。