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2024.11.03 更新

プレーオフ(入替戦)

どーも団長の佐藤勇一です No.770

 秋の深まりが感じられる季節となりました。日頃からスポルティフ秋田の選手たちに、あたたかいご声援を頂き、心から感謝申し上げます。
 さて、三連休のスポルティフタウン初日は、すっきりしない秋の空となり、天気予報どうり「曇り時々霧雨」という日中でした。

 土曜日の午前練習は、「女子サッカー教室」、「週末キッズスクールU-9」、「U-8トレーニング」となりました。この3カテゴリーは、始めの60分程は別々に分かれてのトレーニングを行い、後半はカテゴリー対抗ゲームを楽しみました。今回の「女子サッカー教室」には、園児から小学5年生まで14人の参加がありましたが、来週の開催は親子で参加できる集いにしてみようかと思っています。その後、親子で「ヨガ」にも参加してもらおうか、思案中です。

 午前練習をコーディネートしている中で、もうひとつドキドキ、心配しなければならない大事な試合がありました。それは、県立中央公園運動広場人工芝グランドで11時キックオフの「みちのくリーグ北U-13」プレーオフ(入替戦)でした。今季からスポルティフ秋田U-13が参入している「みちのくリーグ北U-13」は、青森現、岩手県、秋田県から9チームが参加してホーム&アウェー方式て実施されてきました。本来であれば例年10チームの構成でしたが、もうひとつの参入戦を勝ち上がったチームが今季選手が揃わなく不参加となって、奇数の構成となっていました。

 試合は、30分ハーフ(60分ゲーム)で、同点の場合は即PK戦となるルールとなっています。今回のプレーオフで対戦したデッセンボルバーU-13(青森県U-13リーグ1位)チームは、事前情報によるとテクニックのある素晴らしいチームであるとのことで、熱戦となると予想していましたが、そのとおりになったようです。

 スポルティフタウンでの午前練習が終わって、選手たちをバスで送る準備をしていると「2-0でリードして前半が終了」という情報が入りました。後半もこのまま行くだろうと、試合終了時間に、期待して電話を入れると、「同じパターン(セットプレー)から連続失点をして同点になってしまった」とのことでした。その後、PK戦に突入して、GKが2本を止めて、来季の残留が決まったという朗報が入りました。

 U-15年代のリーグ戦は、残留によって、来シーズンを戦うのは次の学年となっていて、今回の「みちのくリーグ北U-13」の残留によって、来季を戦う学年は、現小学6年生が対象となります。それとU-13というカテゴリーから現中学1年生の早生まれの選手も3人以内が出場できるというルールがあります。ということで、残留は、次の学年へのプレゼントであり、これによって次の学年は大きな成長の機会をえることとなります。当然、これからの冬季練習にも目標ができるため、日々の練習も意義の深いものとなり、急激に心身の成長する現小学6年生にとっては、この冬季練習で「脱皮」を繰り返しながら、春には別人になってくれると期待しているところです。すでに来季の準備はスタートしています。

 プレーオフ(入替戦)は、言葉では表現できないくらいのプレッシャーとストレスを受けます。これを経験したクラブ、選手たちはきっと大きな財産となって、飛躍の礎(いしずえ)になると確信しています。雪の季節を前にして、今日も残り少ないスポルティフタウンでの週末練習を選手たちと共に楽しみたいと思っています。(感謝)