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2024.10.31 更新

白鳥さんからのメッセージ

どーも団長の佐藤勇一です No.769

 クラブの選手たち、そして、いつもご支援、気にかけてくださっているみなさんに感謝を申し上げながら、今日はクラブ人工芝室内練習場の周辺の稲刈りの後の田んぼに飛来している白鳥のお話しをしたいと思います。

 10月の中旬頃から、クラブ人工芝室内練習場のある田草川本田の田園に、たくさんの白鳥の姿が見られるようになっています。その数は日々増えていて、あちらこちらで白い集団が落穂を食べている風景があります。これから最終目的地に向かう長旅に耐えられるように、しっかりと落穂を食べて体力の回復を図りながら、エネルギーを蓄積するために休養しているようです。毎年、秋から冬への季節の移り変わりを告げるメッセージともいえる白鳥の飛来は、私たちに多くのことを語り掛けてくれています。

 白鳥たちは、夜は沼や川で眠り、日中はとにかく落穂を食べ続けています。休養と食べることによって、長い旅で消耗した体力を回復させて、次の目的地まで飛んで行くための準備をしているのです。食べている時も、飛んでいる時も、常に集団を形成して、敵から身を守っています。食べている時は、必ず見張り番担当の白鳥が、敵の気配を察知するため、集団の四方にいるようです。地上や上空からの敵を常に監視しながら、リーダーは次の餌場を探して、移動の指示をしているようです。移動の行動も一糸乱れぬ「への字」飛行隊を編成しています。飛行のカタチと鳥の間隔は常に一定に保たれ、「ブルーインパルス」のようです。

 こうして見ていると、白鳥の姿から学ぶことがたくさんあります。今日の練習では、子どもたちに、「白鳥さんからのメッセージ」というお話をしたいと思っています。食べることの重要性、人を思いやる心、リーダーシップなどを短い時間ですが、しっかりと伝えたいと思っています。今日も頑張って行きましょう。!