どーも団長の佐藤勇一です　No.747

　お盆休みが終わって、暦の上では「初秋」ですが、暑さは相変わらず続いている中、通常の夏休み練習が再開しました。実は、お盆休みの三連休からある本を熟読しています。一応走り読みが終わって、今はじっくり時間をかけて読み始めました。その本は、『スペインで「上手い選手」が育つワケ』（自主練もドリブル塾もない）・小澤一郎/ぱる出版/です。

　本の内容は、３部の構成からなっていて、第1部「スペインの育成は何が凄いのか」、第2部「日本の課題と解決策」、第3部「サッカーを通じて、日本の教育や価値観をかえていく」という具合です。深読みしていくに従って、私が日頃感じているコトが多岐にわたって書かれています。この根底には、スペイン（いやヨーロッパ）と日本の文化、価値観の違いが存在しているように思えます。大変参考になるコト、考えさせられるコトがいっぱい詰まった本です。

　さて、この週末も子どもたちにとって楽しさ満杯の時間となっています。二日間は初めての「U-9サマーサッカーキャンプ」をスポルティフタウンを主会場に開催しています。家族以外での宿泊、みんなで食べる食事、たくさんの練習メニュー、普段とは異なる疲れ、用具・衣服の整理等々・・ほとんど初体験てすが、子どもたちは、できないこともあります。それでも、ひとつ一つ着実にこなして、脱皮を繰り返しています。前述の本に書かれていましたが、「スペインでは、小学1年生でも、ゴールキックからの組立て」を練習する、とのことでした。気づきながら自分を知る機会になったら最高です。

　8月から実施する予定となっていた秋田県補助事業「子どものスポーツ体験教室推進事業」の「サッカー教室」（小学5.6年生と中学生が対象）と「女子サッカー教室」（小・中学生女子が対象）のご案内が遅れており、ご迷惑をおかけしております。8月と9月の日程をここ数日中にsportifakita home pageにアップいたしますので、よろしくお願いいたします。この２つのサッカー教室は、中学校部活動の地域移行に向けて、【自由参加型】のスポーツ体験教室として実施するものです。秋田市とその周辺市町村の小・中学生のみなさん、スポルティフタウンで自分を磨いてみませんか！・・参加をお待ちしております。

　今日の日曜日は、遠路、盛岡市太田東FC U-12（小学4.5.6年生）がスポルティフタウンに来てくれて、トレーニングマッチを行います。そこで、大変楽しみなコトがあります。佐藤重幸U-15監督に小学6年生の指揮をとってもらいます。昨日の小学5.6年生の練習も指導してもらいました。小・中一貫指導と夏休みだからからこそできるコトだと実現することにしました。今日は、OBの高橋秀斗選手も指導に来てくれるとのことで、これも楽しみにしています。

　今日の最高気温は、30℃とのことです。スポルティフタウンは平地より高い場所に位置して、緑に包まれていることもあって、2℃ほど気温が低くなっていますが、熱中症に注意をしながら積み重ねの1日を過ごしたいと思います。今日もよろしくお願い申し上げます。