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2024.06.23 更新

原点回帰

どーも団長の佐藤勇一です No.732

 この週末は、暑さと共に多忙な日々でした。U-12は、五戸日帰り遠足で青森県U-12優勝チーム、強豪チームと対戦する機会を得て、指導者としても心が洗われる時間となりました。原点を忘れて、目先のことを考えている自分に気づき、選手の成長こそが根底になければ日頃の練習の質が問われることになるのです。そうなると、いつもの練習の考え方が変わり、練習の内容も変化してくることになります。いつもの練習内容も、根底がしっかりしていると進め方も変わります。無駄な時間を費やすことは、子どもたちにとって、どれだけの損失なるかわかりません。

 今日のU-12のリーグ戦において、数週間前から体の大きい選手の錆(さび)を落とすことを練習のテーマのひとつにあげてきて、これまで出場機会の少なかった選手をテストしてみました。彼らの試合を見ていると、まだまだ錆の部分はあるものの、動きもシャープになりつつあるように感じました。全体的には、日頃の練習の技術の成果を出そうとしている意識は感じるのですが、まだまだ不十分であると思っていて、来週から練習方法と内容を変えていきます。

 今日は、いつも選手たちに言っていることを、リベロ津軽さんが投稿してくれていたので、クラブFBにシュアさせてもらいました。この文章は次とおりです。

挑戦者。
いつでも夢に挑むもんであって、高学年にもなったら中途半端に口に出すもんじゃない。何もしないで叶う夢なら目標にする必要性もない。
何かに選ばれたり、人に認められてやる気になるくらいなら挑戦者にはなれない。
選ばれないことや認められない日々が日常なわけで上手くいかないことの方が多いのが人生、頑張ったことを褒めてもらえる…そんなことで満足するなら先はない。
みんなで楽しく仲良しこよしで少しの結果が出て成長してると感じるなら今のままで良い。
苦しいときに助けてもらえるほど世の中は甘くない。そんな時期すら楽しめる挑戦者たちだけが、将来を期待できるだけだ。
偽物はすぐバレる。
ホンモノはジワジワ頭角を現すもんです。
そして成長はあくまで人としてです。

 このことを子どもたちに、しっかりと理解してもらって前に進んでほしいと思っていますし、それだけ、指導者、コーチの役割は重要なのです。

 「やってやれないことはない、考え方が変われば、人は大きく成長する!」・・明日はゆっくり休んで、火曜日から新たな気持ちで何事にも取組んでみたいものです。来週もよろしくお願い申し上げます。