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2024.05.14 更新

すべては「人」です

どーも団長の佐藤勇一です No.710

●・・耕起された田んぼに水が張られて、いよいよ田植えが始まります。
日本全土で、ここ数年圃場整備事業が進み、田んぼの区画が農作業をしやすいように大きくなっています。それに伴い、付帯する農道も広く真っ直ぐなものが出来て、効率の良い農業ができるようになりました。この整備された農地を活用する運営主体となる農業法人も同時に設立されています。農業生産の環境整備は飛躍的に進んでいますが、こちらも若い人材確保に苦戦しているようです。農業法人として地域農業を運営していくためには、さまざまな課題がありますが、経営能力のある人材も不可欠となります。国民の食糧確保は、いつも提唱されているように喫緊の課題です。近い将来には、企業の農業参入も必要かもしれません。

●・・各企業においても経営能力を兼ね備えた人材の育成が大事であることは言うまでもありません。最近では、中小企業の存続ができない、という報道が多くありますが、後継者がいない・・が一番の原因のようです。地域には特殊な技術や経営資源を持っている中小企業や異業種とのマッチングで新たな経営拡大が可能な中小企業があります。地方で今、求められているのは、上場企業の誘致、現在ある地域中小企業の再構築、農業振興の取組みです。企業誘致も、中小企業の再編も、農業の振興も、根底にはそれをなし得る組織と人材が必要です。何事もベースは「人」にあります。「やってやれないことはない・・」と地域を活性化させて行きたいと、本当は誰もが思っているのではないでしょうか。

●・・さて、今日は定例指導者打合せ会を開催します。新しい年度がスタートして、ゴールデンウィークが過ぎ、ようやく落ち着いてきたので、これまでの諸課題について協議します。細かい事項から大項目まで話題を広げてみます。また、税理士さんにお願いしている前年度の決算ができれば、理事会を開催しますが、その機会には時代の流れと今後のクラブの方向なども提言してもらいます。もう一つ考えていることがあります。それは実現してから報告いたします。

●・・前週は、小学6年生の「元服式」を練習始めに賑々(にぎにぎ)しく挙行しました。「何事にも自ら真摯に取組む」ことを後輩たちの前で、代表して川上主将が宣言しました。人生区切りというものが大事ですが、この節目を境に、さらなる成長を期待したいと思っています。これから夏休みに向かって、皆で前に進んでいきます。「やってやれないことはない、すべては「人」だ!」・・今日もよろしくお願い申し上げます。