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2023.06.01 更新

中学校部活動の地域移行・・パターンを論議

どーも 団長の佐藤勇一です‥№549

月曜日は、午後から「秋田市中学校部活動の地域移行に向けた協議会」に出席してきました。この件に関しては、少子化や教師の働き方改革を目的に、土曜日や日曜日の休日における中学校の部活動を民間に委託して行おうというものです。この施策については、スポーツ庁の音頭で、全国の市町村で現在検討されており、秋田市では令和5年から移行可能な種目から段階的に進めようというものです。この先には、中学校の部活動を平日も民間に委託することをめざしています。

前回の第3回協議会では、改革の方向性の確認や秋田市の児童生徒数の推移の報告があって、児童生徒、保護者、教員への意識調査を行うこととしています。昨日の第4回協議会では、地域移行をする場合のいくつかの例が提示され、その方向性について協議しました。

提案された移行のパターンとしては、①合同部活動(自由参加型合同練習会形式)=複数の中学校の部活動が休日に合同練習をどれかの中学校で練習、中学校体育連盟の大会に出場する・・。②スポーツ少年団(既存に組織入団、中学生のみの新組織をつくる)=スポーツ少年団の既存組織に中学生の部活動生徒を入れる、中学生だけのスポーツ少年団を立ち上げる・・。③文化芸術団体、総合型地域スポーツクラブ、民間事業者に委託する=文化部を含めて民間に体躯する・・。というような方向が示されました。

委員からは様々な意見や提言が出されました。出席者は中学校校長会、中学校体育連盟、PTA関係者、体育協会、スポーツ少年団事務局、文化団体連盟関係者、秋田市、秋田市教育委員会(事務局)の出席でした。それぞれのパターンに課題があるものの、次回は、意識調査の結果の報告があります。意識調査によって、方向性がより見えてくるものと思います。

先日発表された人口減少は、秋田県が全国で一番となっています。休日の中学校部活動の民間委託については、大変重要な施策変更なのですが、あまり話題となってはおりません。私たちのクラブに入っているような中学生とってはあまり関心がないようですが、休日から平日も民間に委託していこうとすることを考えると、部活に入っている父母のみなさん、小学生を持つ父母のみなさんも関心を持ってもらうことを期待しています。相変わらず、秋田県独特の「やんべになるべ・・」(なんとなく進むでしょう)という意識が多いのかなぁ・・。

早いもので6月に入りました。さわやかに頑張っていきたいものです。