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2023.02.27 更新

年度末の戯言(たわごと)

どーも団長の佐藤勇一です。 №499

毎年のことながら、年度末は何かと多忙を極める時期となります。選手の登録事務や保険の加入、会計事務の精査は必ずしなければならない作業ですが、さらに3月は春休みがあるため、各年代のトレーニングマッチの調整などで指導者の携帯電話は鳴りぱなしで桜満開といったところです。

先程、ホームページのお知らせコーナーにアップしましたが、U-15のトレーニングマッチの日程やU-13の入会説明会開催など、中学生チームもすでに新シーズンに向けて始動しています。今年は、みちのくリーグ北に参戦するほか、すぎっちリーグ2部、すぎっちリーグU-13を年間通じて戦い抜かなければなりません。来週には、補助スタッフを含めて体制の充実を図っていきます。このほか、小学生のたのもしく、かわいい子供たちのテストマッチもいっぱい組んでいきたいと思っています。

最近特に考えることは、指導者という任務は、誰でもいいわけてはありませんし、ライセンスを持っているから優れた指導者ではあるとは必ずしも思っていません。サッカーの考え方はチーム、クラブによって大きく異なります。別の考え方でこれまでサッカーの経験を積んでこられた方や過ごした来た人が、すぐにスポルティフ秋田の指導者としてはなかなか難しい面があります。他の考え方や経験してきたものを自分流として入れてもらいたくありませんし、子供たちが戸惑うことになるからです。そこには一貫指導という概念が根底にあるからです。

サッカーのプレー経験が長いから、よいプレーヤーだったから・・それも必要かもしれませんが、プレー実績と指導者はまったく別物です。特に年齢が下がるにしたがって、指導という言葉は、「育成」という言葉に置き換えて取り組まなくてはなりません。それほど年齢が下がるほど指導というのは難しいのです。上のカテゴリーですばらしい指導者と言われている人たちは、勝てば評価されます。勝つためには、良い選手を集めなくてはなりません。良い指導者とは、良い選手を集めれる人・・という感じてしょうか。しかし、小・中学生年代はそうは行きません。育てなくてはならないのです。この年代でも、セレクションでよい選手と言われる選手を選考して、勝ち進もうとするエリートクラブとじっくりと年月をかけて子供たちを育てようとする街クラブの根本的な違いが浮かび上がります。

話はちょっとそれてしまいましたが、子供たちが選んでくれるクラブとは、考え方がしっかりしていて、日々の活動をしっかりと行う地道なところだと自分に言い聞かせております。 今週も頑張って行きましょう。