どーも 団長の佐藤勇一です‥№448

週末はめずらしく天候にも恵まれて、忙しい中で有意義な時間を過ごしました。トレーニング＆マッチをしっかりと実行することができました。

先週からの練習テーマは、「コミュニケーション」です。それにもう一つは、「こだわり技」です。

「コミュニケーション」の浸透については、いろいろな手法を駆使しながら、悪戦苦闘をしています。いつも練習している技術を試合に出してもらうためには、欠かすことのできない要素です。「コミュニケーション」は潤滑油です。日増しに、改善されてきていますが、まだまだ本物ではありません。自分の考え、意志を伝えるということは、大変な熱量が必要です。普段の家庭での生活や学校での時間、日頃の私と選手の関係、様々なものが集結されているからです。コミュニケーションを深めながら、選手たちには、次に頭の中に「物語」を創造してもらいたいと伝えています。「物語」ができれば、プレーの幅、スタイルにも変化が出てくると思うからです。

こうした練習をしていると、選手の絆、会話が増え、益々な面でチーム力がアップしていきます。本当に化学反応が起きているような感じでしょうか。まだ、チーム内のテストマッチでもどんどんポジションを変えてゲームを進めています。選手たちには、新鮮味があって、新たなポジションを発見する機会にもなっていますし、見えてくる風景という新しいものを感じてくれているようです。このようなことを積み上げていくと、さらに化学反応が現れてくるように期待しています。

矢作コーチが就任して、「こだわりの技」の練習にも熱が入ってきました。子供たちの目がどんどん変化してきています。矢作コーチには、中学生の指導にもはいってもらうことにしていて、現在の小学6年生や中学1年生も指導を担当してもらうことにしています。

子供たちの順応性は、すばらしいものです。根本さえしっかりと伝えると、どんどん挑戦してくれます。こうしたことを繰り返し、積み重ねて行くことこそが「育成」には重要なことです。局面を「個」で打開できる選手を時間をかけてしっかり育てていきます。

今日の練習も楽しみでなりません。さらなる化学反応に期待しています。