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2022.10.31 更新

武石大空選手と仲間たち

どーも 団長の佐藤勇一です‥№442

10月29日の土曜日、秋田県立中央公園で、高円宮杯JFAサッカーU-15東北大会の一回戦の観戦と応援をすることができました。中学3年生にとっては、中学生最後の公式大会となるため、ジュニアの選手たちと駆け付けました。

対戦相手は、宮城県代表のフォーリクラッセさんです。よい選手が揃っていて、ポゼッションサッカーを見せてくれました。ハーフタイムの時間、武石大空(たけいし・つばさ/秋田大学付属中学校3年)選手のお母さんが来て「団長、長い間お世話になりました。」とご挨拶をいただきました。武石大空選手は、U-15ナショナルトレセンに選出され、ヴィッセル神戸のユースチームに進むことが内定しております。スポルティフ秋田U-15の中学3年生には、キャプテンの小林心良選手や永田晄介選手、泉谷柚希選手など将来が期待される選手がおります。

U-15の試合を観戦するのは、久々でしたが、立ち上がりから互角の戦いが展開されました。その中でも、武石大空選手のプレーには、観衆からどよめきや拍手がたびたび起こっていました。確かな個人技術と発想力は、見る人をわくわくさせてくれていたようです。武石選手にボールが渡ると、3人もの選手が取り囲みます。それを何の苦も無く抜き去り、時には一瞬にして、キラーパスの連続でした。独特の「間」を持っている選手でもあります。得点シーンは、その武石選手のドリブルからPKとなり、自身が決めたものです。

試合が終わって、対戦チームのサポーターが、フォーリクラッセチームは、青森山田中学校と少し前の試合で引き分けだった、ということでした。そして、おたくの「10番」は良い選手ですね・・東北でもあんな選手がいるんですね、楽しみですね・・と話してくれました。武石選手は、小学3年生からスポルティフ秋田に在籍しています。

こだわりのある街クラブの中から、個性的で創造性あふれる選手が育成されると思っている私にとって楽しい試合観戦となりました。この大会、少し前にナショナルトレセンに選出された五十嵐光陽(いがらし・こうよう/城南中学校2年)がコロナで出場できなかったことが残念です。

スポルティフ秋田U-15には、ナショナルトレセン女子に選出されている嘉藤莉緒(かとお・りお/将軍野中学校3年生)選手も活躍しており、彼女は宮城県の聖和学園に進むことになっています。

中学3年生をまもなく送り出します。さらなる活躍を期待しております。そして、これまでの頑張りと努力に敬意を表したいと思います。今回大会での出場選手は、半分が中学2年生でした。彼らも個性あふれる選手の集団ですので、先輩の意志を引き継いで、この冬の練習をしっかり行って、春にはさらに前進してもらいたいと願っています。

張りっていきましょう。今日もよろしくお願いいたします。