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2022.10.07 更新

逆転の発想

どーも 団長の佐藤勇一です‥№431

前回は、指導者にとっては、毎日、様々ことが起こります、と書きました。それを真剣に、正しく対応して解決していくことが大事なこととお話ししました。我がクラブの指導者には、まだまだたくさん仕事があります。そのひとつは、子供たちの練習環境の整備を手づくりで行うことです。どういうことかと言いますと、お金をかけないで、自前でなんでも作ってしまうことです。

今日の木曜日の午前中に、我がクラブの指導者で大切な仕事をひとつクリアーしました。子供たちが練習の始めや休憩時に利用する施設に屋根を架けました。その写真は、クラブのFBにアップしましたので、時間がありましたらご覧いだだければと思います。

どんな仕事かというと、今ある一棟の休憩施設は、雨が降ると屋根の勾配がなく、雨が溜まって大変でした。今日の仕事は、農家さんからいただいたパイプハウスの部材を使って、屋根を掛ける仕事でした。パイプを切断して、組み立てて、骨組みの出来上がりです。それにビニールシートを架けて完成しました。

ビニールシートは昨年、人工芝室内練習場の屋根が風雪で飛ばされたものを保存していましたので、それを寸法に切断して使いました。この規模の工事は、おそらく部材と人件費を入れると60万円くらいの工事費が必要と思われますが、5.000円程度の部材購入で収まりました。見学に来た専門業者さんから、強い風の場合心配ですね・・。と言われました。私の答えは、強い風が吹いたらビニールシートが飛ぶので大丈夫です。台風の来ることが予想されたら、ビニールシートを外します。あんまり頑丈な施設をつくるより、その方が安全なんです、それが私の答えです。いわゆる、逆転の発想ということになります。

いただいたパイプハウスの部材が、まだたくさんあるので、来年の春までに、中学生の休憩施設、キッズサッカースクールの見学施設、父母が試合や練習を見る観覧席にもアーチ形の屋根を架けようと準備をしています。

指導者から様々なアイデアが出ています。クラブを運営するということは、大変なものなのです。多くのみなさんや子供たちから選ばれ、愛されるクラブになるため日夜努力をしなければなりません。それが毎日の楽しみでもあります。今日も子供たちのために、頑張って行きましょう