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2022.10.04 更新

雨の火曜日

どーも 団長の佐藤勇一です‥№428

火曜日のリフレッシュ休みは、未明からの雨模様となっています。これからどのくらいの雨量になるかはわかりませんが、農家のみなさんも一服の時間ではないかと思います。また、庭の草花も水を欲しがっていましたので、グッドタイミングの雨となりました。

さて、昨夜の練習は、小学5年生以下の新人戦に参戦する3チームの内、2チームと小学3年生に特化してのものでした。2時間という時間の中で、練習と練習の切れ間をてきぱきと行動すること、次の練習メニューの段取りを早めにしておくことなどで、有意義な時間を過ごすことができました。

前半の1時間は、基礎的な練習に時間を使います。ラダートレーニングから始まって、リフティング、ドリブル、1対1、1対2などをしっかりとこなしていきました。1対2は、個人技で打開できる力をつけるとともに、パスの精度、シュートの要素など多くのものが詰まっている練習メニューです。5分毎に入れ替わり、選手たちは汗びっしょりです。だいぶ涼しくなってきたので、休憩・飲水時間も短くしています。

昨日の練習は、ドリブル練習として中学生が行っているメニューを佐藤重幸U-15監督から行ってもらいました。これまでのドリブル練習に新しい技とスピードが加わった感じのメニューでした。非常に理に叶っていると思い、これからは、この練習を取り入れていきたいとお願いしたものです。最近は、自分自身が固定概念に強く支配されているように思っていて、いろいろな考え方で練習を進めることの大事さ、面白さも必要と教えられています。

以前にも書きましたが、「少子化とスポーツ」に関連して、昨日の報道に大阪府の高校野球の二極化の記事がありました。「甲子園は別のスポーツ」と題して、あまりにも格差が拡大している私立と公立の野球部の現状が挙げられていました。5回コールドゲームで終わるチーム、部員数の減少でチームが編成できない現状など都市部でも大きな課題になっているようです。ある公立高校の野球部顧問は、「公立高校全国選手権大会」の立ち上げや公立高校のスーパー大連合でのチーム編成で甲子園をめざす、というような構想を唱えていました。このスーパー大連合構想は、甲子園を目指す選手とスポーツを楽しむ選手の両面を考慮したもののようです。

このような現象は、高校年代だけではなく、小・中学生年代でも起こっているもので、少子化とスポーツの多様化、スポーツの考え方が大きく変わってきているようにも思えます。このままでは、スポーツをする子供たちがさらに減少していくことになるかもしれません。

私どもも、スポーツ本来の姿、クラブの本質などの根幹をもう一度しっかりと認識、検証して、クラブとしてどのように取り組んでいかなければならないかを、明確にして活動していかなければならないと思っている昨今です。

雨の火曜日、ゆっくり考える時間にしたいと思います。それでは、次回にお会いできることを楽しみにしております。