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2022.08.14 更新

お盆の立ち話

どーも 団長の佐藤勇一です‥№386

全国各地で記録的な大雨による災害が発生しています。あと5日間ほどこの状態が続くようです。被災されている皆様にはお見舞い申し上げます。

さて、今日はお盆真っ只中の8月14日、天気予報を見ると終日太陽のマークがついていました。嵐の合間の晴天日となるようです。昨日は、8月20日~21日に岩手県安比で開催される「JCカップ少年少女サッカー東北大会」の予算書作成や出場選手の確認を行いました。しっかりした準備とコロナ禍でもあり細心の注意を払って対応することが求められています。

クラブの練習が明日までお休みとなり、8月15日~16日は秋田県内の地区大対抗のトレセンが秋田県立中央公園スポーツゾーンで行われるため、出場選手だけの特別練習を午前中の120分行うことにしました。夏休みも後半に入って、選手の成長がみられるため、選手の適材適所をこの4日間ほど見極めることに注視してきました。今日の特別練習では、選手それぞれの新たなポジションの可能性も試みたいと思っています。

昨日の8月13日、早朝に時間があったので、ユーチューブを見ました。聖和学園高校男子サッカー部の試合でした。うまい選手が揃っていて、毎年、個人技を中心にしたサッカーをしたいと全国から選手が集まってきているようです。今年の春には、スポルティフ秋田から平川選手がお世話になっています。画面に引き込まれる時間が長くなり、いつの間にか2時間も見ていました。見ていて飽きがこないのです。ここでいつもの発想が頭をよぎります。ポゼッションサッカーが主流で、なんとなく90分間パスの交換大会を見ている日本のトップリーグ、あるチームは、相手の裏に蹴りこんでこぼれ球を狙うチームなどありますが、プロとしてどうなのか考えてしまいます。お金を出して見に行く人たちは勝てば楽しいというものではありません。わくわくするようなプロ選手の力量を見せてこそ、プロ選手なのです。アマチュア選手が報酬をもらってプレーしているような感じがします。プロは次元の違う選手でなければなりません。お金を払って見に行く人が満足する内容でなければなりません。

J3上がってしまうと下のカテゴリーには落ちません、以前はJ1のU-23チームが参入した時期もありました。J3にでも聖和学園男子サッカーのような、個人技とショートパスを駆使したプロフェショナルな選手を集めたチームがひとつあってもいいのではないかと前から思っていました。

どうして、同じようなサッカーをするチームだけなのかというと、降格が怖い、勝てなくなるということに行きつくように思います。でも、同じようなタイプの選手がいっぱいできるだけで、野球の大谷選手のような選手の排出は無理かもしれません。それを目指す選手は、早々とヨーロッパに出かけます。それに、個人技とショートパスのサッカーを指導できる人材がほんとうに少ないことも挙げられます。だって指導者がそういう経験がまったくないわけですから・・無理なわけです。同じ監督がぐるぐる回っている日本では変われません。

個人技とショーツパスによる・・人気のプロチームを作るには、素人のオーナーが決断して、指導者と選手を集めることです。長崎あたりはこのようなチームを作るための素養があるように思えます。お金を出してでも見たい観衆がわくわくするプロチーム・・無料招待券をたくさん発行して観客数を増やしている現状を見ると、なんとも悲しい気持になります。プロでしょ・・。