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2022.07.25 更新

自覚が芽生えた花巻遠征・・おやつとバス空間

どーも 団長の佐藤勇一です‥№379

昨日の早朝、小学4年生以下の選手たちが、御所野を出発しました。マイクロバスとワゴン車で2時間10分、北上西ICを降りると10分ほどで会場の花巻スポーツキャンプ村に到着です。広大な天然芝グランドが目に入ってきました。子供たちは「オー、すごい!」これが第一声でした。

この交流会の正式名称は「第38回 2022イーハトーブはなまき フレンドリーカップ ジュニアサッカー交流会」です。参加チームは、岩手県内の沿岸地域を含めてさまざまな地域から出場しています。

U-10の部三チームとU-8の部二チームのエントリーでしたが、試合内容は一言で、大変良かったと感じています。特に小学4年生は、これまで上級生の後をついて「行ってる感」があったのですが、昨日は何事にも積極的に取り組んでいました。ワンポイントアドバイスでも、次の試合で修正したり、考え方が変わったと感じる場面も多々ありました。やはり「可愛い子には旅をさせろ!」と言われるように、いつもと違った空気を吸い、違った風景を見て、スタイルの違うチームと戦うという「わくわく感」が子供たちの自覚の芽生えになるような気がします。それが昨日の日帰り遠征(遠足)でした。

遠足ですから、前日におやつの買い出しをしました。私も大学時代、神宮球場で行われる東都大学野球の一部で、試合が終わって、川越市鶴ヶ島の大学の合宿所に帰るバスでは、必ずバナナとせんべいがおやつとして出ていました。これが楽しみで、たわいもないことのように見えて、みんなが一緒に同じもの食べるという、なんとなく一体感を感じたものでした。当時の東洋大学は、一部と二部の入れ替え戦も多かったのですが、私の卒業後は、大学選手権でも優勝するようになりました。

そんなことで、帰りのバスでは、おやつが振舞われ、バスの中でも一体感がありました。子供が育つ環境は、家庭であり、学校、地域、グランドなどすべてです。バスの中も子供たちが成長する空間です。こういう時間を大切にしています。

今日も一日、頑張っていきましょう。