ブログ

2022.07.01 更新

木曜キッズサッカースクールU-9から

どーも 団長の佐藤勇一です‥№369

毎週木曜日は、中学生とキッズから小学3年生までの練習です。その内容は、小学2.3年生と園児、小学1年生に分かれて基本的に練習をしますが、昨日は雨天のため、人工芝室内練習場が会場となりました。クラブには、人工芝の室内練習場が2棟あり、第一人工芝室内練習場は広く、ゲームなどもできます。第二人工芝室内練習場は、ちびっと狭く、ドリブルやリフティングの練習をするように機能を位置づけています。昨夜の練習は、120分でしたので、60分で中学生とU-9が練習場を交換しての練習となりました。

木曜日は、U-9の練習ということで、クラブメンバーとスクール生が一緒に練習を行う内容となっています。二つのグルーブに分かれますが、キッズと小学1年生グループでも、ある一定のレベルに達している子供、達した子供は小学2.3年生グループに飛び級させています。

ご存じのとおり、この年代はわんぱくの真っ最中で、各々名々(かくかくめいめい)ばらばらの個性そのものが練習にあらわれます。集まって話を聞いて・・といってもどこ吹く風といった子供もいます。こんな時、指導者は「まぁ、しょうがないか・・」とそれでも話します。 この年代を指導する指導者は、ものすごく忍耐強いか、ものすごく子供好きな人でないと務まりません。なんせ、「0」の子供に、サッカーを通じて意識を植え付けていくのですから・・。ですから、この年代の練習は、サッカー以前のことを、教えるのではなく、学ばせるとでも表現した方がよいかもしれません、非常に難しいカテゴリーでもあるわけです。

話は戻りますが、落ち着きがなく、話を聞いていないように見えた子供が、練習を始めると中には、しっかりできる子供もいます。しっかり聞いているようでも、ピーンとこない子供もいます。子供たちは、それとなく聞いているんです。これまでの経験から、小学3.4年生になる、落ち着いて大きな成長がられます。大切なことは、会話をすること、それも短い言葉でわかるように話すことだと思っています。その積み重ねがチビッ子たちを成長させる大事なことと思っています。短い言葉で、的確に接すると、子供たちは考えるんです。小学6年生頃になると、「団長、昨日の言ったことは、こんな意味があるんですか・・」と話してくるようになります。話してくれなくても、行動の変化でわかる選手も多く見てきました。そんな彼らは、その後も大きく成長していきます。

大事な「我」を形成するこの年代、練習時の対応も大変ですが、辛抱強く、長い目で子供たの成長の力になれたらと昨夜の木曜練習で心を新たにした次第です。そして、子供たちから学ぶこともたくさんあります。

梅雨のうっとうしさに負けないで、今週末も子供たちの成長を楽しみに、頑張っていきましょう。