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2022.06.03 更新

遊び心とチャレンジ精神

どーも 団長の佐藤勇一です‥№357

昨日の木曜日は、天気予報どおりの雷雨となってしまいました。早めに練習会場を人工芝室内練習場でおこなうというクラブメールを発信しました。練習の始まる時間には、雨脚も強くなって、時折雷の音が響き、近くでの稲光に子供たちもびっくりの様子でした。「ここに(室内練習場)雷は落ちないよね・・」と心配する子供もいましたが、「地面に金属が繋がっているので大丈夫だよ」というと安心したようでした。

久々の雨で、人工芝室内練習場での練習となりましたが、コロナウィルス感染対策として、入口のドアを常時全開にして換気万全で練習を行いました。練習の始まる前、佐藤重幸コーチと「天候も雨だし、日本代表のテレビ放映もあるし、中学生も大事な試合を控えているので、練習を30分早めに終わろう・・」という話をして、即実行ということになりました。予定では、日本代表とブラジル代表戦は、選手たちにテレビで見てもらいたいと思っていましたが、急遽の変更で、パラグアイ戦を子供たちに見てもらったことが結果的に正解だったかなぁ、と感じています。

最近、小学生のアップ練習として、基本中の基本の技術10個をパックにしたものを考案しました。この練習を始めてから10日ほどとなります。最初はなかなか連続して行うことが難しかったのですが、昨夜の低学年の練習でもほとんどの選手ができるようになってきました。最初はそれぞれの技を20回3セット行い、その後に10回を結び付けていきます。ボールタッチ→ドリブル→リフティングと流れていきます。これだけで、子供たちの脈拍はアップしていき、後半には汗びっしょりとなります。このアップ練習の途中には1回給水タイムを設けることにしています。

ドリブル練習でも面白い練習を考案しました。ある時「パス&ゴー」の練習をしていると、子供たちが遊び心で、いつの間にか自分の得意な連続技を入れて、「パス&ゴー」を行っていました。なるほどと思い、もっと自由にやってみて・・と則すと、何とも華麗な競演になってしまいました。5人が一組で、ボール2個を使って、個人技を入れた「フリースタイル・パス&ゴー」とでもいうのでしょうか。子供たちが得意な技を繋ぎ合わせてフリーでお互いに見せ合いをします。それがどんどんエスカレートして、競争になって行きます。回数を重ねていくと、難易度の高い技も目を引きますが、披露する内容が美しさも伴うものに変わっていきます。なんとも面白く、遊びの要素のある練習だと思っていて、子供たちの発想のすばらしさにびっくりしています。

固定概念に捕らわれることなく、有用なものはどんどん取り入れていくことの柔軟性を子供たちから学ばせてもらいました。この練習は、ここ数日前から必ず行うようにしています。そういえば、子供たちは、フットサルの練習を取り入れてから創造性が出てきているように思えます。

何はともあれ、遊び心とチャレンジ、子供たちの成長を願って、今日も張り切って行きましょう。