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2021.05.07 更新

武器としての「ロケットキック」と「カーブキック」

どーも 団長の佐藤勇一です‥№189

昨夜の木曜日は、第二回目の「クラブ内トレセン」(特別練習会)をスポルティフタウンで行いました。通常であれば練習がお休みの小学6年生全員と5年生の指定選手を対象にして開催しました。毎回テーマを絞り込んで、拘った内容としていますが、今回のテーマは武器としての「ロケットシュート」と「カーブキック」を習得することでした。

スポルティフ秋田の育成方針として、小学低学年から中学年までは、リフティングやドリブルが中心のレッスンメニューで、高学年になってもその基本は変わらないので、本格的なキックの練習はほとんどしていません。これはリフティングなどでボールを操る練習により、その年代では膝や足首などの関節に負担をかけないようにするためです。リフティングでボールの中心をしっかりと捉(ちら)える練習を積み重ねることで、体の発育状態を見て行うようにしています。

昨夜の「クラブ内トレセン」(特別練習会)では、いよいよ本格的な練習メニューに、「ロケットキック」と「カーブキック」を習得して、試合で武器として使えるようにする意図での拘り練習を90分程度行いました。この日も矢作コーチが担当してくれて、ロケットとカーブキックの実演した後に、腕の使い方、足の入れ方、踏み込み方などを丁寧に説明してくれました。

練習が進むにつれて、子供たちの弾道がロケットらしくなってきました。後半はカーブをかける練習です。だいぶ曲がるようになってきましたが、ベッカム選手のようにはできません。それでも合間合間に、屈伸とストレッチを入れて、繰り返し練習することができました。キックをただ蹴るのではなく、ロケットのような弾道で蹴れるようになると、子供たちも夢中で取り組んでいました。そしてカーブキック練習では、ゴールの枠外から曲がって入る軌道に挑戦していました。

キック練習メニューは、これ以外にもありますが、おいおい実行していきたいと思っています。これらの習得によって、子供たちの視野が広がり、立体的なサッカーを奏でる要素を身に付けてもらうことが目的の今回の「クラブ内トレセン」(特別練習会)でした。

90分が終了すると、中学1年生とテストマッチをする約束をしていましたので、ハーフピッチ2面で「エンジョイ・チャレンジゲーム」を行いました。中学1年生が2チーム、U-12チームを3チームにして「究極の一点ゲーム」を繰り返します。この方式は、4チームが試合をしていますが、1チームは中央で待機します。どちらのピッチでも、一点入ったら待機していたチームがすぐに試合に入ります。一点入るごとにどんどんチームが入れ替わるという大変面白いルールです。30分間でも息をつく暇がありませんし、いつもフレッシュな気持ちで試合をすることができます。とにかく楽しみました。

今日の金曜日は、全学年がリフレッシュ休みとなっていますので、体を休めてまた明日の練習から積み重ねていきたいものです。

子供たちのおかげで、毎日充実した日々が続いています。(子供たちに感謝)