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2021.04.19 更新

夜来風雨の声・・子供たちのさらなる成長を願う

どーも 団長の佐藤勇一です‥№175

・・夜来 風雨の声 花落つること 知んぬ多少ぞ・・昨日からの風は非常に強いものでした。午前中の秋田市春季少年サッカー大会U-12決勝戦を終えてから、午後の人工芝室内練習場で行われている小学5.6年生と中学生の練習に駆け付けました。この時も東風(だしのかぜ)が強く吹き付けて、立っていられないくらいでした。

さて、昨日は秋田市春季少年サッカー大会U-12の最終日でした。クラブからは三チームエントリーして、冬季練習の成果と状況をこの目で確かめることと、個々の選手の成長と課題を把握すること、多くの選手に公式戦を経験してもらう場としての大会でした。

三チームともいろいろな選手を出場させて、予選リーグからてんやわんやで、目まぐるしい時間を過ごしました。Cチームは、残念ながら予選リーグでの敗退となりましたが、試合内容は悪くありませんでした。公式戦と紅白試合での適材適所の面で多少反省する面がありましたが、伸び代を感じさせる選手がたくさんおります。Bチームは、惜しくもベスト八でしたが、個の力は想像以上のものでした。冬季練習の後半にグーンと成長した選手が主体でした。五年生から抜擢された選手も生き生きと活躍していました。決勝戦で対戦できればおもしろかったのにと振り返っております。

Aチームも試合ごとに先発メンバーやポジションが目まぐるしいように変わりました。いろいろとテストをしてチームをつくるということが、頭の中にありましたし、自分の実力に気付いていない選手に刺激を与えること、それ以上に自分の「殻」(から)を破ってもらうことが目的にありました。バスの中で他チームの選手を「〇〇選手はすごい、県トレセンに選ばれているから・・」という会話が時々聞かれます。その話を聞いて、選手たちに言います。「君の方がもっとレベルが高いよ・・今度対戦するからやってみな・・」と・・。

こうした選手の潜在能力を引き出して、「気づきを気づかせてやる」こと、そしてもっと次元の高いところでプレーをさせる環境をつくること・・戦いが終わって、選手たちはどう感じたのか楽しみでもあります。

Aチームの決勝戦は、2-0というスコアーでしたが、先発メンバーは6年生が4人、5年生が4人でした。たくさんのチーム内での刺激と切磋琢磨は、今後の練習に大きな意味を持つものと考えています。午後練習に参加して、選手たちに「大会が終わったので、A.B.Cチームはなくなります」と話しました。また新たなスタートとなります。

大会期間中、旭北チームの監督と立ち話をしました。小学生年代の子供たちは、サッカーの好きな子供たちがたくさんいること、しかし、その運動能力はまちまちで、優勝をめざすこととは別の育成をしっかりとやらないといけない、という内容でした。長い目で子供たちを魅(み)ること、それぞれの子供の個性を伸ばしておげること・・この大会は現在地ですが、未来地で活躍する選手もいるのです。クラブとして原点を忘れないようにすること「子供たちのために」を・・。

いよいよゴールデンウィークが近くなってきました。この大会でたくさんの課題が見つかりましたので、しっかりと練習計画を立案して、実行に移していきたいと思います。低学年の育成・強化にもさらに力を入れていきたいと思います。やることが山ほどあります。

今日も一日、頑張って行きましょう。