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2021.04.10 更新

気づきを気づいてくれる年代

どーも 団長の佐藤勇一です‥№170

なんとなく四月になったような感じがしますが、昨夜の「雪」には参りましたね。午後6時30分頃、急に冷たい風が吹き始め、空が暗くなったと思ったら、なんと大粒の霰(あられ)、それが雪に変わって、スポルティフタウンは一面白い世界に・・テンヤワンヤとなりました。それでも練習は予定どおりの時間に無事終了となりました。

四月に入ってまもなく、子供たちにいろいろなことを伝えました。その一つに「試合で活躍できる、できない選手」についてお話しました。新年度の区切りだったので、練習に対する心構えを確認するためです。10、11、12歳の小学高学年にもなると、いろいろと「気づきを気づいてくれる年代」となります。

子供たちの状況が一番よく分かる時間は、練習の始まる前の行動です。自分の好きなことを、自分と相性のよい子供と寛(くつろ)ぐ時間です。中には一人でもくもくと練習している選手もいます。時間が経過すると一緒のグループが再編されて、新たな行動に移る選手もいます。

子供たちを白鳥にたとえるのは適切ではないと思うのですが、春先に白鳥が飛来して、田んぼで落穂を食している風景を思い浮かべます。上空を舞うときは、「へ」の字編隊で、グループが均等な距離を保って飛んでいます。近くで見ていると、編隊をくずさないように「会話」している大きな声が聞こえてきます。おそらくリーダーが統率する声なのかもしれません。落穂を食べている時も、集団を離れようとする子供白鳥に、何やら仲間から「声」がかけられているようです。子供たちの集団とよく似ています。

子供たちの練習前の行動を見ていると、それぞれの現状況をよく把握することができます。また、送迎バスの中の会話や席の場所も状況把握に大切な空間です。

子供たちに「良い気づき」をしてもらうこと、これは「性格は急に変えれないが、習慣・考え方は変えることができる」から発しています。

話は変わりますが、昨日、佐藤重幸コーチに、桐光学園高校サッカー部で活躍した、須磨侑矢選手がチェコの国立マサリク大学医学部で医師をめざしてとの連絡が入ったそうです。須磨選手と同年の矢作コーチもポルトガルでプロサッカー選手をめざすとのことです。若い人たちは自分の大きな夢を実現するために、大きく羽ばたこうとしています。

今日の土曜日、天候が回復するように願っています。スポルティフタウンの桜を見ながら今日も頑張って行きましょう。