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2021.01.31 更新

弾丸低気圧との壮絶な闘い

どーも 団長の佐藤勇一です‥№143

冬季練習場として大事な人工芝室内練習場を守るため、5日間にわたり壮絶な自然との戦いを展開しました。

人工芝室内練習場は、ビニールハウスで作られています。雪国で冬季の練習場を毎日確保することは、至難の業(わざ)となっています。公共の体育館は、各種スポーツ団体で抽選となり、宝くじの当選確率とまでは行きませんが、大変厳しいのが現状です。

その人口芝室内練習場が、年末と年始めに屋根が弾丸低気圧で破壊されました。二回目の張替え作業は、部材だけを業者に依頼して、取り替え作業は父母の協力と指導者、中学生で行いました。その作業を行ったのは、1月17日の日曜日。作業はことのほか順調に終わることができました。

しかし、1月20日(水)頃から天気予報で、次の週末に、また弾丸低気圧が日本海側を襲うとの情報があり、人工芝室内練習場を守る自然との闘いが始まりました。弾丸低気圧が秋田市に通過するのが、1月29日(金)と30日(土)という。最大瞬間風速は35mという事で身が引き締まります。

弾丸低気圧から人工芝室内練習場を守るために考えたことは、防風ネットの整備とハウスのビニールを抑える帯を強化することでした。作業は1月25日(月)から指導者三人で、練習時間まで4日間続きました。北西の風を防ぐ防風柵は、二重に一段高くしました。また、東風の対策のために、防風ネットを張り替え、防風柵を高くし、幅も広げました。最後の仕上げは、ビニールに帯を掛ける作業でしたが、ハウスの骨の間の全てに施しました。

いよいよ弾丸低気圧の到来となる1月29日(金)となります。秋田市内の小学校のほとんどは、午前中の授業で終了となって、不要不急の外出は禁止ということで、クラブの練習も中止としていました。

午後から急速に風と雪が強くなって、真夜中もなかなか眠れません。できるだけのことをやったので、大丈夫と思っていましたが、自然の力はそんなに生易しいものでありません。早朝、風雪のさらされている人工芝室内練習場を見に行くと、元気で頑張ってくれていました。
これで子供たちが、しっかりと練習ができる・・とうれしくなってしまいました。

子供たちには、自然との闘いの話をしました。「備えあれば憂いなし」・・準備をしっかりしておけば目標を達成できることを・・。この教訓を生かして、これからも日常頑張っていきたいと思います。