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2020.12.08 更新

凍上現象(とうじょうげんしょう)

どーも 団長の佐藤勇一です‥№132

曇のち雨のちくもり・・日曜日の天気はこのパターンでした。午前中はキッズ、小学1.2.3年生と中学生の練習でしたが、快適なサッカー日和でした。しかし、午後からは小学4.5.6年生の練習で、始まる前から小雨模様となりました。練習が進むにつれて、雨脚が強くなって早く切り上げとなりました。

練習を途中で早く終わると、いつも大変なのが、自家用車でのお迎えの選手たちです。「雨のため練習を14:25に終了します」、という内容のメールを一斉送信しますが、お迎えはそれから30分くらい後になります。それから大変なのが、私の運転するバスで帰る選手たちになります。他のバスはすぐにスポルティフタウンを出発しますが、私は最後のお迎えが来て、スポルティフタウンに誰もいなくなったことを確認してからの出発になるからです。寒いので、迎えに来るまでバスの中で待ってもらう選手もおります。

このような場合の対処方法を構築しなければなりません。一番のアイデァは、お迎えの選手も全員途中までバスで送る方法です。一定の場所を指定しておいて、そこに迎えに来てもらうことが子供たちを寒さから守る方法のようです。明日は指導者会議があるので、このことを話題にしたいと考えています。

さて、昨夜の練習は、二会場に分かれての練習となりました。月曜スクールと小学4年生が県営トレーニングセンターアリーナで、小学5年生と中学生がスポルティフタウンでの練習となりました。今週末は、U-10(小学4年生以下)の秋田市フットサル大会があるため、一夜漬けの体育館でフットサルの練習をおこないました。選手たちは、今シーズン初めてのフロアーとフットサルボールの感触を楽しんでいました。これから毎週のようにサッカーからフットサル大会が開催され、シーズンが移り変わっていきます。

小学5年生は、単独学年での練習となったため、特に盛り上がりました。この日のテーマは、三種類のパス技術を身に着けること。なんとかできるようになるまで、時間がかかりましたが、試合で使えるようになるためには、さらにこれから時間がかかります。この技術練習は、室内練習場でも引き続き行いたいと思っています。

話は変わりますが、昨年は、冬期間積雪がなく、スポルティフタウンの「凍上現象」(とうじょう)を心配しました。凍上現象とは、大気の気温が氷点下の場合、地面の下で氷が形成されたて富士山の形のように盛り上がる現象をいいます。人工芝の敷設工事の時、一番心配したのがこの「凍上現象」でした。日本では、厳寒な地域に発生しています。凍上現象の多いのは、青森県八戸地域や北海道苫小牧地域など積雪がなく、寒さが厳しい地域、いわゆる屋外スケートリングのある地域に多いことが分かって安心したものです。

雪国に凍上現象が見られないのは、雪が地温を氷点下に下げない、いわゆる保温効果の役割をしてくれていることが分かりました。

フットサルの季節、雪の文化も捨てたものではありません。雪国の冬季練習をメリットと考えて、今週も頑張って行きましょう。