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2020.10.12 更新

月曜雑談

どーも 団長の佐藤勇一です‥№96

昨日は、全日本少年サッカー大会県大会のためスポルティフタウンでアップしてから、金浦にあるTDK秋田総合スポーツセンターでの三・四回戦にバスで向かいました。高速道路を走行中、大内IC付近からバスのフロントガラスにパチパチと何か小さいものが当たります。おそらく赤とんぼかバッタのように思います。それが途中三カ所くらいあって、ワイパーを動かすほどでした。

今日は、秋休みということで、秋田市内の小・中学校はお休みです。一日中、ゆっくり練習ができます。キッズ、小学1年生はお休み、午前中は小学2.3.4年生が、午後からは小学5.6年生、中学生がスポルティフタウンで汗を流します。秋田市外から来ている子供たちと秋田大学付属小中学校は、通常の授業とのことで、残念ながらお休みとなります。

昨日の全日本大会の試合で、技術的に良くできていたこと、練習はしているけれどもまだできていない技術、もう一度練習しなければいけない技術を家に帰って分類したので、今日からの練習メニューに入れて行きたいと思います。また、子供たちには、20分ハーフを2試合は体力的に精神的にも厳しいものであることを常日頃から伝えているのですが、実際に本番を体験してみないとわからないことなのかもしれません。特に昨日は急に気温が上昇して、体力を奪われるシーンが後半にありました。これも一つの教訓ととらえています。

前日、子供たちにお話ししたことは、試合と試合の合間の過ごし方についてです。人の一日のエネルギーは決まっていて、むやみに消費をしないことが大切であること。この年代のやんちゃな子供たちには、セイブするということは、大変なことですが、エネルギーと時間を大切にすることも覚えてもらいたいといつも話していることの一つです。

一例を書きましたが、このように、「経験」とは試合の時ばかりではありません。前日から当日の朝、試合の合間、終わってから、と多くの心構えが必要で、その成功体験が経験として残って行きます。こうしたことは、子供たちの将来にとって非常に大事で大切な「経験」としての「人生の土台」が出来上がっていくのです。サッカーの試合をして、勝ってよかった、負けて悔しいだけでは、サッカーに人生を学んでいるとは言えません。

指導者は、自分が人生で経験してきたことを子供たちに伝えていかなければなりません。子供たちは、それによって気づくことができます。気づくことは早ければ早いほど良いのです。大人になってから気づくのでは手遅れです。指導者は適切な助言を与え、経験値を伝えることによって、サッカーが子供たちを大人にしてくれます。

さて、秋休みの一日、子供たちはどのような心で練習に臨むのでしょうか。
「やってやれないことはない、サッカーから人生を学ぶ・・」頑張りましょう。