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2021.11.08 更新

週末と人間力

どーも 団長の佐藤勇一です‥№277

珍しく温かい天候が数日続いている中で、野山の紅葉も終わりに近づいています。

週末の二日間は、天候にも恵まれて、スポルティフタウンでは小学生の交流試合が終日行われました。久々の県内外のチームをお迎えしてのゲームは、新鮮そのもので、スポルティフタウンには子供たちの歓声が響き渡っていました。

スポルティフタウンの三面の人工芝ピッチでは、それぞれ学年別の試合が行われました。各学年全員をチーム分けして、15分を回していきます。昼食も各チームが時間を見つけてはそれぞれ済ませてピッチでは常に試合が行われています。

全員の試合を見ることができる、こんなに素晴らしい時間はありません。メモをとるのも大変でしたが、たくさんのことが分かりました。そして、この二日間は、小学4.5年生を中心に、たくさんの事を伝えることができました。選手たちからも発言をしてもらい、その後選手同士でも会話する風景も多くありました。

私からは、チームとしての戦い方、そのチームの長所などをお話しして、個人的には試合中でも作戦版を使いながらのアドバイスを行いました。選手には、「すぐにできるコトに対してのアドバイス、次回の練習時に時間をかけないと解決できないコトへのアドバイス」に分けて説明をしました。最近は、パスの重要性を認識してその練習に時間を多くとってきましたが、実戦での経験、ちょっとしたアドバイスを行うことで、子供たちの創造性は大きく脹らみます。スルーパス、壁、三人目、サイドチェンジ、クロスなどなど奥の深さは、子供たちにただ考えろ!・・だけではアイデァが浮かばないようにも思います。「あの場面、あれも、これもいろいろ判断、決断をする材料を子供たちに提供する」ことも必要です。それを子供たちが料理をするのですが、子供にはいろいろな個性とタイプがあります。だから子供たちの指導は、奥が深く面白いのかもしれません。

昨日は、最後に成長するためには、人間力を養うことが大切であると生意気なことを子供たちに話しました。一言で人間力というものを表現できませんが、「サッカーで人間力を養うのではなく、サッカーそのものが人間力を求めているのだ・・」と・・。

「やってやれないことはない、やれないところはちょっとの努力・・」今日も頑張っていきましょう。