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2021.06.11 更新

修学旅行の季節に思うこと・・野武士よ出てこい!

どーも 団長の佐藤勇一です‥№219

暑い日が続きますね・・。今日の日中も30℃を越えそうです。あららこちらに「かき氷」の旗が店先に見るようになりました。「ソフトクリーム」から「かき氷」の季節となってきたようです。

《楽しい修学旅行、県内一泊が主流のようです》
季節といえば、修学旅行の季節となりました。昨年は、コロナの影響で中止になりましたが、今年は秋田市内の小学6年生は実施するようです。昨日の小学6年生を対象にした「クラブ内トレセン」(特別練習会)は、めずらしく参加者が少なく、クラブ員が所属する秋田市内の2小学校の修学旅行でした。「どこに行ったんだろう・・」と参加した選手に聞くと「県南と県北に一泊のようだ」という答えが返ってきました。よく聞くと、答えてくれた選手たちも来週から修学旅行ということでした。中には、9月に延期になった小学校もあるようです。
ほとんど県内が旅行ルートのようで、角館・田沢湖コースと鹿角コースが主流のようです。楽しい修学旅行ができることは、子供たちにとってよい思い出になることでしょう。

《小6と中1が入り混じっての試合環境》
昨日の練習は、キッズ~小学3年生と中学生、そして小学6年生を対象にした「クラブ内トレセン」(特別練習会)でした。テーマは、「落としからの崩し方」でした。それが終わると、6年生と中学1年生が入り混じってのゲームを行いました。コロナ禍の状況で、当たりの強い選手と試合ができる環境があります。昨日の試合が短かったこともあって、もう少しやりたかった、という声が大半であったため、今日の練習は試合時間を多くすることを選手たちに約束しました。

《パス本数、ボール保持時間で勝負は決まるものではない》
さて、例年になく今年は、日本代表の試合がいっぱいある季節となっています。昨日はなでしこチームが昼間に交流試合を戦っていましたし、今夜からもテレビ放映されるようです。いつもわくわくして見ているのですが、最近は最初の20分くらい見る程度です。相手があまり強くないことと、どの日本代表チームもパスをことごとく繋いで、みんな同じようなサッカーをしているためか、次のパスコースがテレビを見ていて予測がつくのは私ばかりでしょうか。パスを繋いだ本数とか、ボールを保持した時間が多いとか・・、それで勝敗が決まるかのような解説をする人もいます。そんなに甘いものではありません。

《スキーブームの終焉が教えてくれるもの》
昔々その昔、スキーブームの時代がありました。私たちは資格をとるため、一生懸命スキー場に足げなく通ったものです。なんとリフト待ちが60分くらいは当たり前の時代です。その当時日本スキー連盟からだと思いますが、「スキー教典」というような本が出版されていて、その写真と解説を一生懸命見て、読んで練習したものです。スキーの普及という意味では、非常に有用な書籍でしたが、競技スキーの強さ向上には至りませんでした。金太郎飴のような選手が多く輩出され、突出した選手は出ませんでした。その後、みなさんご存じのようにスキーブームは終焉を迎えます。

《野武士よ出てこい》
「野武士はいないのか・・」。今どのスポーツ界でも、野武士の出現を待ち望んでいます。個性的で激しく、そして紳士で・・。おそらくこのような野武士的な選手、野武士になれる選手はいるのかもしれませんが、それを選ぶ目、育てる環境があるのだろうか・・。サッカーだけでなく、最近のスポーツテレビ放映を見ているとなかなかワクワクしません。レベルの高い地球上の試合は、同じテレビでいつでも見れる時代になっています。人の目は肥えてきています。

「やってやれないことはない、やれないところはちょっとの努力・・」。今日も個性的で激しく、そして紳士のような、野武士をめざして頑張っていきましょう。