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2020.10.26 更新

子供たちのために、大会を開催してもらって感謝・・

どーも 団長の佐藤勇一です‥№107

U-12リーグ戦、全日本U-12秋田県大会は、コロナウィルスの影響で、開催が危ぶまれていましたが、県サッカー協会第四種委員会の並々ならぬ力によって無事終了することができました。小学6年生にとっては、春先から活動そのものの中止や各種大会の中止が相次いで、可哀そうだと思っていましたが、魁星旗争奪少年サッカー大会も開催され、全日本U-12県大会も昨日ファイナルを迎えることができたことは、子供たちにとって、指導者としても大変ありがたいことでした。

昨日は、強い海風が吹き抜ける仁賀保グリーンフィールドで、三位決定戦に臨みました。前日の準決勝は、押し込みながら一点を決めきれずにPK戦で敗れたショックを引きずっているのではないかと心配していましたが、アップ練習が進むと、子供たちはだんだん明るくなっていきました。

メンバー表は、10部を提出しなければならなかったので、夜に寝ながら考えた先発メンバーを実践することにしました。スターティングメンバーには、登録メンバー表の番号に〇印を付けなければなれません。前もって作成しておかないと、焦ってしまうことがあるからです。三位決定戦は、スターティングメンバーを全員6年生にして頑張ってもらうことにしました。スターティングメンバーの発表は、いつもは試合の少し前に選手の調子を見ながら決めていましたが、この試合は、バスが出発してからすぐに「覚悟を決めてもらう」ために行いました。

これまで頑張ってきた力を存分に発揮して欲しいと思い、山本蹴矢選手を左のMFに、斉藤吏輝選手をトップに起用しました。試合が始まり、右サイドバックの楢岡倖選手がオーバーして直接シュートを狙います。一進一退の攻防が続いていましたが、準々決勝からGKにコンバートした五十嵐光陽選手が安定したプレーを見せてくれています。そして、キャプテン・七尾礼志選手が守りと攻めの起点となって徐々にスポルティフ秋田ペースにゲームをつくっていきます。サウスポーのDF菊地清史朗選手も安定した守備をしています。前半の途中から藤嶋空翔選手がシュートを狙いますが、GKに阻まれてしまいます。山本蹴矢選手はドリブルからクロスを狙っています。斉藤吏輝選手は最初から全力でボールを追いかけていますが、前半は0-0で終了します。

後半に入ると、朴智永選手が前に上がって攻める場面が多くなります。トップが5年生の畠山丈慧選手に交代して、ボールが落ちくようになるとリズムが出てきます。後半8分フリーキックをもらうと、朴選手がカーブをかけて狙ったもののバーを直撃してチャンスをものにできません。そうして、後半16分、朴選手がルーズボールを胸トラップからドリブルシュートを決めて試合終了のホイッスルが吹かれました。そして、非常にすばらしい内容の試合であったことを選手に伝えました。この厳しい状況下に選手たちのために大会を開催していただいた大会関係者、応援をいただいたご家族に心から感謝申し上げます。

今日は、大住にある太陽幼稚園のサッカー教室をスポルティフタウンで予定しておりましたが、朝方の雨で延期としました。また後日、ちびっ子たちの歓声と笑顔を見たいと思います。

「やってやれないことはない、やれないことがあるから頑張れる」・・今日も一日頑張っていきましょう。