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2020.10.11 更新

土曜日の三題

どーも 団長の佐藤勇一です‥№95

昨夜は、冷え込みが強く、我が家の薪ストーブに今年初めての火入れを行いました。夏に屋根のトタン張替え工事をしてもらいましたが、その時に出た板を当分朝夕の燃料として使います。薪小屋二棟には、乾燥した薪が積まれていて、出番を待っています。

いつもの週末は、午前中にキッズ、低学年の練習となっていますが、昨日の土曜日は、いつもと変えて、午後練習となりました。今日から全日本秋田県大会が始まるので、小学5.6年生は、午前練習として午後からはお休みとしました。

土曜日はいつものことながら、いろいろなドラマが展開されます。

【自分の武器を増やしているSくん】
小学4年生のSくんは、最近めきめきと上達して、難しい「技」もしっかりとできるようになりました。彼は、決して足が速いわけでもなく、あまり目立たない存在でしたが、練習の合間には、給水するとすぐ練習中の「技」を繰り返して頑張っています。できないときは、コーチに聞くようになって、何回も何回も練習して自分の武器を増やしています。その向上心は特に目立っています。

先日、お母さんとの会話で、「Sくんは、練習を休むと言ったことは一回もない・・ほんとうにサッカーが好きなんです」と話してくれました。彼はゴールキーパーも経験しました。今はフィールドプレーヤーとして、いろいろなポジションに挑戦しています。この年代では、日々成長するのが、目に見えるくらいわかるようになります。こんな選手が他にも多くみられるようになってきました。この夏の暑さに負けないで練習してきた成果が表れつつあるようです。

昨日の高校サッカー選手権秋田県大会を観戦して、明桜高校のゴールキーパーもSくんでした。彼の小学生時代は、Bチームのゴールキーパーでしたが、ジュニアユースで正キーパーとして活躍し、昨日はすばらしい活躍を見せていました。

【昨日体験に来てくれた小学1年生のIくん】
以前から体験練習に来たいと連絡があったIくんとお父さん、午後練習に向かうと、もうスポルティフタウンに来てくれていました。ご挨拶をしてからいろいろとお話をすると、お父さんはサッカーの経験者で、私が川添少年団の監督をしていた当時のことが話題になりました。

練習前に、参加者全員が円となって、Iくんが自己紹介をしました。「〇〇小学校1年〇組のIです。よろしくお願いします」とはっきりと元気よく言ってくれました。「どこかでサッカーをやっていますか・・」と聞くと「小学校のグランドでサッカーしています」との返事が返ってきました。「そうか、だったら真っ白からのスタートだね・・」と、さっそく練習に入りました。ボールタッチからシザースとマタギになるとなかなかうまく行きません。それでも覚えようと頑張っています。そして二時間の体験が終わりました。帰り際に、お父さんが入会申込書を佐藤重幸コーチに渡してくれました。大事に育てていきます。

【練習中に時々、昆虫採集】
キッズ、小学1年生グループの練習は、いつもワイワイがやがやの120分です。団子サッカーの年代ですが、これが普通のことと担当の加藤コーチは忍耐強く指導しています。練習中たくさんの給水タイム(休憩)を設けていますが、この時間に昆虫採集に励んでいるキッズがおりました。スポルティフタウンは、人工芝のピッチを出ると、そこには昆虫たちがたくさんおります。昨日は、二人のキッズが途中から昆虫採集をしていました。担当の加藤コーチに聞くと、笑って、「それでも最近は、サッカーの練習をする時間が長くなってきている」とのことです。

この年代は、いろいろなことに興味を持って、あれをやってみたり、これをやってみたりと、とにかく忙しいのです。それも怒らないで、見て見ぬふりをしていると段々落ち着いてくることは、これまでの経験で分かっています。もう少しの辛抱です。

まだまだたくさんの成長物語がスポルティフタウンにはあります。毎日子供たちは成長し続けています。今日も頑張っていきましょう。