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2020.09.19 更新

体験練習のエピソード・・今日も体験練習に来てくれます

どーも 団長の佐藤勇一です‥№73

昨日は、朝から降り続いた雨で、室内練習場での練習となりました。大会を控えて、子供たちはスポルティフタウンで汗を流したいと思っていたようです。今日の土曜日は、雨も上がって、一日中さわやかな秋の一日になりそうです。

最近、体験練習に来てくれる子供たちが急増しています。今日も3人の体験者がスポルティフタウンに来ることになっています。特に小学生の低学年の子供たちが多く、担当の加藤コーチも張り切っています。

先日、小学1年生とそのお母さんが体験に来てくれました。ギッズ~小学1年生と入団してまもないグループが加藤コーチと石川コーチの担当で練習しています。しかし、コーチが誘っても、なかなか練習に入ってくれません。お母さんもやきもきしています。その日は、ピッチに出てくれませんでした。

そのお母さんと少しの時間お話をしました。「チビッ子年代は、非常に好奇心と警戒心があって、練習に入るか、外から見ていようかと今、葛藤しているんです」ということを伝えました。その子供を見ていると、チラッ、チラッと練習を見ています。自分と同じくらいの子供たちがどんなことをしているのか、を見ているのです。しばらく見ていて、自分の居場所や自分だったらどのくらいやれるだろうか、果たして続けていけるだろうか、と自分の目で確認しているのですと・・、そういうことをお話しさせてもらいました。

数日後、また来てくれました。今度はギッズ~小学1年生グループの練習を近くで見ています。でも一緒に練習しようという仕草はありません。しばらくすると、またお母さんの傍に行ってしまいました。そこでもまたチラッ、チラッと練習を遠くから見ています。その日もなんとなく帰ってしまいました。

その数日後、また来てくれました。今度は一緒に練習のグループに入っています。「これなら僕もやっていけると、自分との折り合いをつけたのでしょう」・・練習が進むにつれて、完全に仲間入りを果たしました。うれしそうに汗を流しています。今では、上の学年のグループに入って、元気いっぱいに走り回っています。

子供たちが、新しい環境の中で新たな営みをするということは、ものすごい勇気のいることです。前述したような何回も目で確かめて決断するということは「当たり前」のことなのです。何回も練習を見学に行こうという気持ちがすばらしいことです。その子供は、自分からまたスポルティフタウンに行きたい、と言ったそうです

子供たちは、さまざまな経験、体験をしながら育っていきます。人それぞれ人生いろいろですが、この年代の時こそ、新たな世界に飛び込んできてほしいといつも思っています。また、スポルティフ秋田を選んでくれたことにも感謝をしております。

楽しく頑張れ、子供たち・・「やってやれないことはない」・・この週末も頑張っていきましょう。